ニュースリリース

モルモンの女性指導者、家族を強める必要性について話し合う

末日聖徒がオクラホマ里親募集運動に応える

 

末日聖徒イエス・キリスト教会の女性最高指導者数人がオクラホマ州を訪れ、家族を強める重要性について話し合った。

中央扶助協会会長のジーン・B・ビンガム姉妹、中央若い女性会長会第二顧問のニール・F・マリオット姉妹、中央初等協会第一顧問のボニー・H・コードン姉妹が、2017年8月4日に開催された地域指導者の朝食会に出席した。このイベントは、オクラホマ州が里親制度において増加しているニーズに応えるにあたり、政府やビジネス界、宗教団体のリーダーを結び付けようと企画された。

「里親制度の中で養育されている子どもたちに対する地域のサポートを目にするのは心温まる機会でした。わたしたちの誰もが、人々に仕えることによって神とその子どもたちに対する愛を示すことができます。それはわたしたちの家庭や地域から始まるのです。」と、ビンガム姉妹は語った。

「様々な教会の会員が朝食会に集まり、『一つの心、一つの精神』で、家庭を強め、里子として養育されている子どもたちに希望をもたらすためのアイディアを分かち合ったのです。」とマリオット姉妹は語った。「バプテスト、ユダヤ教、モルモン、プロテストと言う明確な信仰を持った人々が、共通の土台に立ってオクラホマシティの善良な里親家庭に対する支援について話し合ったのです。」

マリオット姉妹と夫のデビットは11人の子どもの親である。また、10代の女の子を里親として養育したことがある。ビンガム姉妹と彼女の夫も、10代の子を含む子どもたちの里親であった。彼らは、その子たちの多くを家族の一員だと考えている。

合衆国下院議員であるスティーブ・ラッセルは、「家族を強めたいのなら、結婚生活を続けることです。」と朝食会で語った。

ビンガム姉妹、マリオット姉妹、コードン姉妹は、オクラホマシティ最初のNPOであるサンビーム・ファミリーサービスを金曜日に視察した。彼らは、1万2千ドル相当のチャイルド・シート、毛布など、里親に養育されている子どもたちが必要としている物資を寄贈品として手渡した。

サンビームは、オクラホマシティで必要としているボランティアに関する情報を、過去1年以上に渡ってJustServeに投稿してきた。今回寄贈された物資は、JustServeプロジェクトの一環として、7月に2つのモルモンのステーク(会衆)によって集められた。オクラホマにある他の幾つかのモルモンの会衆も、地元の児童養護機関を支援するための寄付集め活動を行った。JustServeは、地域のボランティアに対するニーズとボランティアの人たちを結び付けるために教会が運営しているウェブサイトである。

サンビーム・ファミリーサービスの最高渉外責任者であるエリン・エンジェルクは、末日聖徒からの寄贈品は、今まで同団体が受けとった中で最大規模のものであったと述べた。

「誰もが里親になれるわけではありませんが、援助することは誰にでもできるのです。」と、サンビームの里親部門ディレクターのミッジ・ウッドワードは語った。

2015年に、オクラホマ州知事のメアリー・フォーリンと州福祉局は、増加している州の保護児童の必要を満たすために、オクラホマ・フォスターズと呼ばれる新たな里親や養子縁組家庭を募集する運動を立ち上げた。オクラホマ州は、全米で最も里親に養育されている児童数の多い州の一つである。

朝食会には、聖ヨハネ伝道バプテスト教会の主任牧師であるメジャー・ルイス・ジェミソン牧師、エマニュエル・シナゴーグのラビであり、オクラホマ異教徒間同盟の会長でもあるアビー・ジェイコブソン師なども朝食会に参加した。ジェミソン牧師とジェイコブソン師は、ともに祈りを捧げた。

オクラホマ労働長官であり、オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件の生存者でもあるメリッサ・ハウストンが、女性補助組織指導者たちをオクラホマシティ・ナショナル・メモリアル・ミュージアムのツアーへと案内した。1995年4月の爆破事件当時、彼女は若い弁護士としてマラー連邦政府ビルで働いており、無傷で脱出することができたのは、彼女の勤務していた事務所においては彼女ただ一人であった。ハウストンは、テロ対策法制定の立役者となった。

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