ニュースリリース

ネルソン会長、メキシコを訪問し、カトリック教の指導者と政府高官と会談

末日聖徒イエス・キリスト教会十二使徒定員会ラッセル・M・ネルソン会長はメキシコを訪問し、宗教指導者や政府高官と会談した。

 

ネルソン会長とトラルネパントラ大司教区の大司教であるカルロス・アグイアル・レテス枢機卿との会談は、2017年2月20日、メキシコシティにおいて開催された。

 
会談では、家族や青少年を強めること、信教の自由といった両者に共通する懸念事項について話し合われた。
 
「教皇は、ラテンアメリカにおける異教間対話の関係構築を私に託してくださいました」とアグイアル・レテス枢機卿は語った。
 
ネルソン会長は枢機卿の語った協調関係の重要性を理解し、「共通する事柄についてともに働きかけることを通して、友愛の絆を育み、社会の益になるとなる働きができる」と述べた。
 
会談の終わりには、ネルソン会長から枢機卿へキリストの像が贈られ、よりよい社会の構築に向けて双方の宗教間で対話をつづけ、協働していくことを繰り返し約束した。
 
翌21日には、代議院(メキシコの議会)議員らと会談。信教の自由について議論し、家族を守るための彼らの働きについて感謝を述べた。
 
ネルソン会長は、アグイアル・レテス枢機卿の会談が有意義なものであったことを語り、「わたしたちは肩書にこだわらず、家族の気高さを維持するために必要な神聖な働きに尽力すべきである」と語った。
 
議員たちは本議会堂へとネルソン会長を招き、ネルソン会長はそこで貴賓として歓迎を受けた。本議会堂は、教皇のような宗教指導者や他国の政府高官、大使が訪れたときに使用される。
 
ネルソン会長は、タマウリパス州知事、フランシスコ・ガルシア・カベザ・デ・バカ氏と知事夫人と面会し、歓迎を受けた。
 
知事はネルソン会長を自宅で迎え、教会の会員に対する歓迎を述べた。マリアナ・ゴメス・デ・ガルシアカベザ・デ・バカ知事夫人は州により実施されている地域支援プログラムについて説明した。モルモンの使徒は教会の基本的な信念とメキシコ国内において家族を守り、強めていくことの重要性について語った。
 
24日はモンテレイ大司教区の大司教であるロゼリオ・カブレラ・ロペス大司教と会談。ネルソン会長はヌエボ・レオン州にあるロペス大司教の自宅で迎えられた。社会における家族の重要性や青少年が直面している現代の問題等、いくつかの話題について会話が交わされた。双方の宗教指導者は、家族を強めることを奨励するために力を尽くすことを改めて誓い合った。会談の終わりにあたって、ネルソン会長よりイエス・キリストの像が大司教に贈られた。
 
一連のネルソン会長メキシコ訪問には、七十人定員会会長会のL・ホイットニー・クレートン長老、メキシコ地域会長会のポール・B・パイパー会長と二人の顧問、アルヌルフォ・バレンスエラ長老ラファエル・E・ピノ長老らが同行した。

詳細については、モルモンニュースルームメキシコ版(スペイン語)にて。
 
 

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