ニュースリリース

写真に見るモルモニズム:2016年秋の総大会

第186回末日聖徒イエス・キリスト教会半期総大会が10月の第一週に開催され、多くの人々が世界中からユタ州ソルトレイクシティ―にあるテンプルスクエアに集まった。

 

 季節外れの温かさにみまわれた週末、末日聖徒は指導者からのメッセージと勧告を聴くために集った。

世界規模の大会は教会本部のあるソルトレイクシティ―で年2回おこなわれる。土曜、日曜の午前、午後の部会と、土曜の夕方の部会とがある。多くの忠実な末日聖徒が出席した2016年の大会は、10月1日、2日に開催された。

                                                     

 総大会の最初の部会である中央女性部会は、8歳から18歳以上の女性のための部会。総大会一般部会に先立って2016年9月24日に開催された。

                                                   

 中央若い女性会長であるボニー・L・オスカーソンは、中央女性部会で、「わたしたちが自分の真の可能性を見いだし、天の御父が求めておられる信仰と勇気のある女性となるために立ち上がることができますように」と語った。

                                                 

 土曜日の夜、神権部会へ出席するためカンファレンスセンターに入場するのを並んで待つ男性陣と12歳以上の青年たち。

                                               

 中央神権部会は、父親と息子が一緒に時を過ごす機会となる。大管長会のヘンリー・B・アイリング管長は、「自分が改心したときには手を差し伸べて兄弟たちを力づけるという責任を果たす決意をもって支えるのです」と語った。

                                             

 教会の会員は、総大会中、教会の指導者を支持するための挙手を行う。大管長会第一顧問のアイリング管長が土曜午後の部会の中で、教会の中央役員および地域七十人の名前を読みあげた。

                                           

 教会は、世界中に約1千5百万人の会員をもつ。1830年に組織され、同じ年に最初の総大会が開かれた。

                                         

 総大会に出席するため、はるばるユタ州までやってきた末日聖徒たち。

                                       

 2万1千の座席をもつカンファレンスセンターで最初の総大会が開かれたのは、2000年の4月。まだ竣工前であった。同じ年の10月、当時の大管長、ゴードン・B・ヒンクレーによって奉献された。

                                     

 カンファレンスセンターは、先端技術を駆使した放送機器を備えている。そのおかげで、テレビやラジオ、衛星、インターネットを通じて、世界中の集会所や家庭で総大会を視聴できる。また、屋上には庭園があり、建物の外観では水の造形を楽しめる。

                                   

 カンファレンスセンターの敷地は、総大会のそれぞれの部会の前後に人で埋めつくされる。

                                 

 日曜午後の部会直前、突然の雨に驚く出席者。

 

訪問者は、テンプルスクエアにあるほかの建物でも総大会を視聴できる。歴史的建造物であるタバナクルも会場のひとつ。

 

テンプルスクエアにあるアッセンブリホールでは、大会の生放送をスペイン語で視聴できる。

 

大会の様子はすべて英語で放映されるが、94の言語に同時通訳されている。

 

総大会中の音楽のほとんどは、モルモンタバナクル合唱団によって提供されるが、ある部会では、ユタ在住の教会員により構成された合唱隊が音楽を担当する。土曜午後の部会では、プロボ市にある宣教師訓練センターの宣教師たちが歌声を披露した。

日曜午後の部会で七十人のピーター・F・マーズ長老は、聖餐会について話し、「音楽はわたしたちの思いや感情を高めます」と語った。

日曜日の朝のテンプルスクエアで讃美歌を唄う聖徒たち。

 

「わたしたちが『天のお父様』と言った瞬間、御父はわたしたちの祈りを聞き、わたしたちとわたしたちの必要に敏感になられます。」土曜午前の部会での七十人フアン・A・ウセダ長老 の言葉。

             

多くの末日聖徒は、 総大会の週末にテンプルスクエアに集まり、家族や友人と過ごす。

                 

 土曜午前の部会に出席するのを待ち切れずに走り出す家族。「わたしたちの子どもたちが救い主を知っていると知ること以上に、幸福と喜びをもたらすものがこの世にあるとは思えません。」日曜午後の部会で七十人のK・ブレット・ナットレス長老が語った言葉。

               

 土曜の朝、テンプルスクエアにある噴水で時を過ごす母親と子どもたち。

             

 「わたしたちは永遠の存在であり、初めもなく終わりもありません。」土曜午前の部会で大管長会の第二顧問 ディーター・F・ウークトドルフ管長が語った言葉。

           

 土曜午後の部会終了後、大管長会の第二顧問ディーター・F・ウークトドルフ管長と妻のハリエットが聴衆に向かって手を振る。中央幹部と伴侶たちは、集会の前後にこのようにして会員たちと交わる。

         

 トーマス・S・モンソン大管長と二人の顧問は、総大会のすべての部会に出席する。

       

 「わたしは心の底から、謙遜の限りを尽くして、わたしたちのために備えられた御父の計画という偉大な賜物について証します。それはこの世と来るべき世において、平安と幸福へと通じる唯一の完全な道なのです。」日曜午前の部会でのトーマス・S・モンソン大管長の言葉。

      10月の総大会の視聴、閲覧はLDS.orgから。(http://bit.ly/2eXxMGO

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.