ニュースリリース

ウークトドルフ長老・姉妹が神を信頼するようにヤングアダルトを励ます

カンファレンスセンターで世界に向けたディボーショナル

ウークトドルフ長老・姉妹がヤングアダルトに神を信頼するように励ます

末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会ディーター・F・ウークトドルフ長老は2018年1月14日(日)に開催された世界中のヤングアダルトに向けたディボーショナルで「きょうは皆さんに、天父は皆さんをご存知であり、皆さんの祈りを聞いていらっしゃり、そして皆さんを決して見捨てることはないということをお伝えしに来ました」と語った。

モルモンの使徒とその妻ハリエット・ウークトドルフ姉妹は、満員となったユタ州ソルトレークシティのカンファレンスセンターから放送された生中継で、死すべき人生における冒険について話した。

「十二使徒定員会からの愛と祝福を携えてきました」とトーマス・S・モンソン大管長の第二顧問として大管長会で奉仕していたウークトドルフ長老は述べた。大管長は1月2日に逝去した

「わたしは確信を持って、主ご自身が主の教会の頭であることをお伝えすることができます」とウークトドルフ長老は伝えた。

 

ウークトドルフ長老はヤングアダルトに「わたしたちは皆さんを愛し称賛しています」と語り掛け、指導者は常に彼らのことを考え、彼らのために祈っていることを伝えた。

ウークトドルフ長老と姉妹は18~30歳のヤングアダルト、独身・既婚成人会員たちと人生の経験について分かち合った。

「皆さんが考える以上に、わたしたち年配者も皆さんと共通点があります。例えば、皆さんの多くが神と自分自身について疑問をもっていらっしゃると思います。こういった疑問は深くかつ基本的な疑問ですが、皆さんよりもずっと年上の人々も同様の疑問を持っています」とウークトドルフ長老は説明した。

そして「わたしも年を取りましたが、心は若いつもりでいます。実際、わたしたちのような年配者は自分自身を『非常に長く生きて来た若者』だと考えています」と付け加えた。

幼少期

ウークトドルフ長老は幼少期に家を離れなければならない状況が2度もあったため、自分の両親は家族を養うのに苦労したことを話した。さらに移転から来るストレスにより、学校の勉強も遅れがちになったことも話した。しかし、家族からの愛を受けることができ、また学校や教会の先生からは高い目標を持ち、神を信頼するようにと励まされたと話した。

ウークトドルフ長老は「絶対的で揺らぐことのないように見える知識はグーグルで簡単に見つけることが出るこの時代にあって、最も個人的で、重要で、急いで答えが欲しい疑問に対してすぐに答えが得られないと、わたしたちは時として挫折してしまうことがあります」と語った。

そしてウークトドルフ長老はヤングアダルトに、「永遠に関する疑問」や「霊に関する事柄」に関しては、もっと忍耐強くあるようにと求めた。

「神が皆さんの人生の旅に関して詳細な日程表を下さらないことに、皆さんはがっかりするかもしれません。… 皆さんは自分自身で解決策を見出す前に、誰かからカンニングペーパーをもらって楽をしたいと思うでしょうか」とウークトドルフ長老は問いかけた。

ウークトドルフ長老・姉妹は最近、結婚55周年を祝い、ドイツ・フランクフルトで互いに幼なじみとして過ごし、同じ教会の支部に通っていたことを話した。

コートシップ

「十代の頃、わたしは美しい茶色の目をした素晴らしい少女に恋をしていました。残念ながら、ハリエットの方はわたしに全く興味がないようでした」とウークトドルフ長老は話した。

長老が戦闘機パイロットになるために空軍に入隊した後、2人は2年ほど会うことはなかった。「正直なところ、長老がフランクフルトに戻って来たとき、あまりいい印象は受けませんでした。彼は映画『トップガン』に出て来るような男性のように見えたからです」とウークトドルフ姉妹は語った。

けれども、長老が姉妹に話しかけたとき、「少しいい感じ」がしたという。「彼は自分の人生で何をやりたいかを知っており、福音に強い証を持っていた」という。その2~3か月後に彼らは結婚した。

「最初の印象は悪かったものの、その後で彼をじっくりと観察したことに後悔したことはありません」とウークトドルフ姉妹は付け加えた。

「2人の子供と彼らの配偶者、そして6人の孫も家族を持ち、今では3人の曽孫がいますが、彼らを見る時、わたしたち2人の人生がいかに大きな冒険であったかを思い知ります」とウークトドルフ長老は述べた。

「独身でも、離婚歴があっても、家族が困難な問題を抱えていても、神は皆さんを知っていらっしゃり、また愛していらっしゃることをどうか知ってください。そして聖約を守るなら、家族生活がもたらす喜びがほんの短期間しか続かない、または全く与えられないということはないということを知ってください。将来どうなるかはわたしにはわかりませんが、主の愛と慈悲はわたしたちにとって十分です。主の道と主の時に従って、主は祝福してくださいます。

改宗

ウークトドルフ姉妹は12歳のときに父親を癌で亡くし辛い時期を送ったことを分かち合った。父親の死後、2人のアメリカ人宣教師が自宅のドアをノックし、母親に読むようにとモルモン書を残していった。

「モルモン書を受け入れると、わたしたちの心に安らぎが与えられ、父の死によってもたらされた失望と悲しみは拭い去られました」とウークトドルフ姉妹は述べた。

ウークトドルフ姉妹はヤングアダルトに「教会と福音に強くつながっていられるように、お互いに助け合ってください。そしてモルモン書の教えを受け入れてください。皆さんの人生の目的を達成するために必要な力強いリソースは、教会と主から得ることができます」と話した。

ウークトドルフ長老はヤングアダルトに「人生における多くの大きな務め」に圧倒されることなく、小さなことに焦点を当てるように勧めた。「完璧に行うことのできる『小さくて簡単な』ことには、毎日の祈り、聖文の研究、知恵の言葉を守る、教会に行く、誠心誠意祈る、什分の一と献金を払うなどがあります」と述べた。

モルモンの使徒は、「皆さんが毎日の生活の中で払う『小さな、簡単な』犠牲は点となり、その点の集まりが人生の傑作を生み出すのです」と語った。

交流会と分かち合い

ディボーショナルの後、ウークトドルフ長老たちは交流会を持ち、またヤングアダルトをテンプルスクエアでの活動(ジョセフ・スミス記念館でリフレッシュメントとディスカッション)に招待した。クリスマスライトは通常1月2日には消されるが、今回の特別なイベントのために再び点灯された。今回のディボーショナルには約28,000人が参加し、カンファレンスセンターに入場できなかった人々はテンプルスクエアのその他施設に収容された。

ディボーショナルの録画ビデオ(英語)はdevotionals.lds.orgと「福音ライブラリーアプリ」に保存され、ストリーミング視聴、またはいつでもダウンロードが可能。録画ビデオのその他の言語への吹き替えは後に行われる。

末日聖徒のヤングアダルトや友人は、好みのソーシャルメディアを通してオンライン会話を行い、ハッシュタグ#ShareGoodnessと#LDSdevoを用いて肯定的なメッセージを分かち合うように勧められている。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.