カリフォルニア州北部の山火事被災者らに希望を与えるモルモンの指導者

カリフォルニア州北部の山火事被災者らに希望を与えるモルモンの指導者

最近発生した山火事の後、復興作業が始まる

ニュースリリース

カリフォルニア州北部の山火事被災者らに希望を与えるモルモンの指導者

「わたしたちは皆さんを愛しています。また皆さんのために祈っています。互いに協力の手を差し伸べ合ってくださる方々に心から感謝しています」と末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会会員ロナルド・A・ラズバンド長老がカリフォルニア州サンタローザの山火事の被災者に向かって話した。ラズバンド長老と中央初等協会会長のジョイ・D・ジョーンズ姉妹ら教会指導者たちは、週末に被災者に会うためにカリフォルニア州北部を訪れた。

「大惨事が起こってまだ数週間しかたっていません。愛する人を失くしたり、財産を失くしたりした人々に仕えてきた今までの経験からわたしは、辛い出来事が起こると、その後日が経つにつれて辛さが増すということを学びました」と妻メラニーと共に現地を訪れたラズバンド長老は、2017年10月27日(金)の夜、サンタローザステークセンターで開催された特別な集会の中で語った。

「主の祝福があり、皆さんは一人ではないことが感じられるようにと祈っています。ここにいらっしゃる皆さんは、皆さんのことを愛している人々に囲まれているだけでなく、教会全体が皆さんのためにお祈りしていることを知っていただけるようにと願っています」とモルモンの使徒は集会参加者に向かって話した。

「わたしの胸はいっぱいです。大惨事を目にして心が痛みました。皆さんのもとを訪れることができ、わたしたちはへりくだる思いです」とジョーンズ姉妹は語った。夫のロバートとともに14年間サンタローザに住んだ経験のあるジョーンズ姉妹は今回、夫と共に現地を訪れた。

 

中央初等協会会長のジョーンズ姉妹は金曜日の夜の集会で、サンタローザで育った3人の上の子供たちのうちの一人、36歳の息子トレバーが、最近、妻と5人の子供を残し癌で亡くなったことを話した。

息子を亡くしたことで信仰が強められた経験を話し、ジョーンズ姉妹は「皆さんが耐え忍ぶように召された数週間前の試練、そして将来起こるであろう試練は、霊的な成長の機会となります」と参加者に語った。

「地元の方々、そして教会中の人々の愛と支援によってわたしたちは支えられてきました。信じられないくらい大きな感謝の気持ちを感じています」と地元ワードのアラン・ダリモンビショップの妻ベロニカが語った。

ビショップ夫妻の自宅は数週間前、山火事がサンタローザの近くのコフィー公園を襲ったときに焼失した。土曜日の朝、被災地を訪れたラズバンド長老・姉妹とジョーンズ兄弟・姉妹は、ダリモン家の人々やそのほか自宅を失くした人々と会って話をした。

「このような大変なことが起こると、わたしたちはお互いを必要とするようになります。古いことわざに“人は皆、持ちつ持たれつ。人は独りでは生きられない”というのがあります。今朝ここに来て、そのことわざを思い出していました。持ち物をすべて失った兄弟・姉妹が、互いに助け合い、愛を示し合い、一緒にいることに心地良さを感じているのを目にしています」とラズバンド長老は焼け跡を視察しながら、近隣住民に話しかけた。

「わたしたちは、とにかく一息つくことを考えています。急ぐ必要はありません。再建に向けたプロセスで、賢くあらなければと思っています。家を建てるのに必要なスキルはありませんので、周りにいる専門家から学び、情報を集めようと思います。一旦止まって、失わずに済んだものに感謝したいと思います」とベロニカ・ダリモンは述べた。

ベロニカはしばらく住むことになるアパートを見つけた。家の建て替えに2年ほどかかるため、その間そこに住もうと考えている。「とにかく、焼け跡から毒性のあるものを取り除かなければなりません」という。テキサス、フロリダ、メキシコで起こったハリケーンや津波の後、すぐにモルモンヘルピングハンズが被災地に入って支援活動を行ったが、今回は同じようにはできない。土曜日、環境保護庁(EPA)の職員が近隣で作業を行っていた。

EPAチームは焼け跡の家を一軒ずつ入念に審査し、有毒なものを撤去して初めて、その場が安全であることが宣言される。そうなって初めて、ダリモン家族がしたように家のオーナーが焼け跡を調べ、何か家族の財産が残っていないか調べることができる。

教会員であるティムとジェニー・ソデンもコフィー公園の近くに住んでいた。ジェニーは家族のために気丈に振舞っていたが、「このカラ元気がいつまで続くか心配です。突然辛さが込み上げて来るかもしれません。そうならないように気を付けています」という。また彼女は1日8~10時間、書類記入など様々なことをやらなければならず、それをやってしまおうと努力しているという。

ティムは「家族がいる場所が家庭です。毎日、一日の終わりにトラックに乗り込み、行く当てもなく家があった場所から離れます。帰る家がないのが辛いです」と語った。

「教会の床で寝ようが、友人宅のソファーで寝ようが、自分たちがいる場所、そこがわたしたちの家です」とジェニーが続けた。

「永遠の計画から言うと、皆さんの多くが失った家、それは皆さんの究極の家ではありません。勿論、一時的な避難所は再び必要になるでしょう。皆さん自身とご家族のために家庭と呼ぶ場所が必要です。けれども、わたしたちの永遠の家は天にあります」とジョーンズ姉妹は金曜日の夜の集会で述べた。

「皆さんに、もっと良い日が来ることをお約束します。必ずドアは開き、窓も開きます。天の窓、天のドアです。物質的な祝福ではないかもしれませんが、霊的、精神的、感情的な祝福が必ず与えられると私はお約束します」とラズバンド長老は話した。

自宅、事務所など8,900の建物を焼き、43人の命を奪った今回のカリフォルニア州北部の山火事の後、復興を遂げるには数年かかると思われる。

土曜日の朝、教会指導者らは北部の農村地帯のローマ・リカを訪れ、特別な聖餐会に出席した。

ローマ・リカの牧場経営者であり地元ワードのビショップリックの第1顧問であるイアン・ペイズは、土曜日の朝、強風によって自宅の外で何かが倒れた音で目を覚ました。イアンは避難するために家族を起こした。家から300ヤード(約270メートル)離れたところまで火の手が上がっており、間一髪で難を逃れたという。9歳の娘は避難中に、自分の友達の家は大丈夫かを心配していたという。

「所有地435エーカー(約1.76平方キロメートル)のうち約400エーカー(約1.62平方キロメートル)が焼失しました。外に立っている建物も焼けました。5つの家畜小屋、3つの井戸、ムールハウス、家族が集まる時に使っていた場所も失いました。しかし、 牧場にある3つの家は無事でした。これは本当に祝福だと思います」とペイズが述べた。

教会での集会の後、ラズバンド長老・姉妹は集会所で振舞われたディナーを食べる前に、彼らと会うために一列に並んだ会員たちと握手した。初等協会の子供たちは、ジョーンズ姉妹がローマ・リカを訪れた際に歌を歌った。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.