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西日本の豪雨被災地の子どもたちへ贈られた物資

─ 明日の教育環境の復興を願って

西日本全体に甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨。末日聖徒イエス・キリスト教会は各被災地のニーズを調査し、さまざまな寄付活動を行った。

 

岡山県倉敷市

 水害によって町内の多くが水没した岡山県倉敷市の真備町の真備中学校、真備東中学校の生徒に580本の水筒を寄贈した。

→贈呈式についての詳しい記事はこちら(https://www.mormonnews.jp/記事/西日本豪雨災害後、岡山県倉敷市真備地区の中学生に水筒580本を寄贈

広島県

広島県による被災したこどもとその家庭のためのプロジェクト「イクちゃんこども応援プロジェクト」(https://ouentai2018.wixsite.com/ikuchan)へ活動資金として現金50万円を寄付した。

イクちゃんこども応援プロジェクトは、被災した子どもとその家庭に「安心・安全な居場所」を提供するために働く地域のボランティアや企業を結び付け、サポートするための取り組みを行っている。

贈呈式は10月5日に広島県庁健康福祉局にて行われ、田中剛健康福祉局長と子育て・少子化対策課の伊藤典代課長、松重広島ステーク会長、教会広報部の三宅兄弟※1が出席した。有志の寄付金はプロジェクトの重要な財源となっており、今回の寄付は歓迎をもって受け入れられた。

※1─教会では,すべての人が神の子どもたちであるという教えから,男性を兄弟(Brother),女性を姉妹(Sister)と呼称する

広島県安芸郡

 土砂災害によって大きな被害をこうむった広島県安芸郡坂町の坂小学校へは、体操用マット、走高スタンド、逆上がり補助板、鉄棒用補助マット、野球用のティーボールセット及び学童保育のための図書50冊を寄贈した。11月19日に坂町役場で贈呈式が行われ、吉田隆行町長、太田耕樹教育長、松重光治広島ステーク会長、坪中一成呉支部会長会顧問が出席した。

広島県呉市

豪雨による大規模な水害と土砂災害に見舞われた呉市の広島県呉市立安浦小学校には学校図書を寄贈した。

今回の災害によって、安浦小学校の所有していた3000冊の学校図書が失われた。そのため、教会は約660冊、100万円分の本を安浦小学校に寄贈した。

11月19日に安浦小学校体育館で行われた贈呈式には、小川聡教育部長、浜本愛子指導主事、山崎義之校長、6年生の児童約40名が出席し、教会からは松重広島ステーク会長、坪中呉支部会長会顧問が出席した。

山崎校長から今回の支援に至る経緯の説明の後に、松重会長から山崎校長へ目録贈呈が行われた。

生徒代表からのお礼の言葉ではたくさんの新しい図書を贈られたことへの感謝の気持ちが述べられ、6年生の児童たちは出席者の前で嵐の「ふるさと」を合唱で披露した。

式典の最後に、松重会長は出席している6年生児童へ、素晴らしい合唱への感謝を伝えるとともに残り半年の学校生活が神様に祝福されたものとなりますように、と述べた。

安浦小学校図書委員会は、今回の贈呈にあたり、図書室に新たに本を迎えることができた喜びと感謝を書き綴ったお礼の文集を作成した。

関係者が学校を後にする際には、児童が周りを囲み「ねえ、本当に100万円分本をくれたんよね」「100万円なんてすごいよなあ」と話しかけ、無邪気に驚きと喜びを表していた。

 

上記の活動のほとんどは、教会福祉部と広報部の調査と働きかけによって寄贈が実現したものである。教会では引き続き被災地への調査と働きかけを進め、適切な寄付及び支援活動を実施していく予定である。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.