ニュースリリース

焼きたてのパンが子供の通学を可能に

共同のパン焼きで家族を支援

末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援部門であるLDS慈善事業団は、ジェームス・タウンで路上生活する子供たちにとっての持続可能な方法での生活改善を成し遂げるために、ガーナのストリート・チルドレン・エンパワーメント財団(SCEF)と手を組んだ。

 

教会は、パン焼きの共同ベンチャーを始めるのに必要な訓練、道具(オーブン、焼き型、ボールなど)、供給品(小麦粉、イースト、砂糖など)、そして家賃を提供する。身元の確認された子供たちの親は、それぞれのスキルを最大限に伸ばすために共同ビジネス訓練を受けるために申し込みを行った。

SCEFの研究によると、親に職があれば、その子供たちは路上をうろつく代わりに学校に通い続けられることが示された。

「800人以上がこのプロジェクトによって支援を受けることが可能となります。SCEFは路上で生活する子供たちを見つけ支援することを最優先に行っています。LDS慈善事業団の目標は、住民が家族を持ち、家族が生活を継続できるように支援することです」と福祉専門家でガーナに住むシニアの専任宣教師であるチャールズ・レドリンは語った。

「子供たちが路上生活をする理由の一つは、親に生計を立てるのに必要な基本的なスキルがないからです。このプロジェクトでは、子供を支援するだけでなく、子の親が就職するのに必要なスキルを修得できるように支援しています」とレドリン長老は述べた。

SCEFの創始者であり専務理事であるポール・セメーは「このプロジェクトの目的は、子供を通学させるために親が必要とする方法を提供することです。子供支援のためにいただく寄付のすべてに感謝していますが、支援を提供することが必ずしもそれを受けた人々の生活を向上させることにつながっているとは言えないのが現状です」と述べた。

「LDS慈善事業団と共同で支援活動ができ感謝しています。彼らは生活を変えることのできる原則を教えることに重点をおいています。路上生活を送る子供たちをなくす方法は、子供の家族の中にあると考えています」とセメーは語った。

「親に就職に必要なスキルを学ばせることで、家庭を築くだけでなく、多く子孫の人生をより良いものにすることができるでしょう」とセメーは述べた。

パン焼き共同組合は最終的に、親が子供を養い、他人からの支援なしに自立できるように支援する。こういったパートナーシップによって、路上で生活する子供がいるコミュニティに持続可能な成長をもたらすことになろう。

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