ニュースリリース

洪水被害を受けた植木生産業者を助けるヘルピングハンズのボランティアたち

オーストラリア人は災害被害に遭った地域を助けるのが好きである。最近、300人以上の末日聖徒イエス・キリスト教会のヘルピングハンズのボランティアたちが他の地域ボランティアグループとともに、クイーンズランド州の植木生産業者ローガンリバーツリーファームに対する援助を求める声に応じた。

            

熱帯低気圧「デビー」によってツリーファームは最大高さ3メートルの浸水被害を受けた。水が引いた後は、高さ40cmもの泥が積り、植木の約70%が被害を受けた。5年前に夫と息子を亡くし、2013年の洪水でも被害を受けていたことから、この植木生産ビジネスのオーナーであるアイルサ・トンプソンとその職員は、今回の被害への対応に多大な作業を強いられることになった。

ローガン市議会議員ジェニー・ブリーンからアイルサの状況を聞いた教会指導者アサ・スマイバートステーク会長は、即座に反応した。翌日から6日間にわたり、エイトマイルプレインズステークの会員たちがツリーファームにおいて1,000時間以上の奉仕活動を行ったのである。その中にはジャレド・ブラウン兄弟のように仕事を休み、油圧ショベルをレンタルして助けに駆け付け、2日間にわたり重機を操作し続けた者いた。

            

他の地域グループや個人とともに肩を並べて作業したことで、新しい友情と関係が築かれることになった。助けに駆け付けたグループには、グローバルケア、メイツヘルピングメイツ、仏教インアクション、ローガン市ロータリーなどがあった。

ローガン住宅火災支援グループの創設者であるルイ・ノーモフスキーは、土曜日の作業の後に、手伝ってくれたボランティアたちへの感謝のメッセージとともに写真をフェイスブックに掲載した。「被災者への素晴らしい支援を見ることができました。300人以上いたボランティアのうち220人は末日聖徒イエス・キリスト教会のヘルピングハンズのボランティアでした。感謝してもしきれません。アイルサの顔は喜びで満たされていました。地域の人々が1週間ともに働くことで、大きな変化をもたらすことができました。」

被害の後片付けに駆け付けたジェニー・ブリーンもまたフェイスブックに感謝の気持ちを書き込んだ。「スマイバートステーク会長、サンドラ、そして末日聖徒イエス・キリスト教会の皆さん、ありがとうございました。素晴らしい勇士である皆さんは多大な貢献をしてくれました。この感謝の気持ちをわたしは一生忘れることはないでしょう。」

          

「この地域の人々は素晴らしく、彼らから得た支援も素晴らしいものでした」とトンプソン夫人はテレビニュースの取材陣に語った。「彼らは知り合いでもなく、会ったこともない人々でしたが、助けを求める声を聞き駆け付けてくれました。」

この地域の人々の支援のおかげで、ツリーファームは当初予想されていた月よりも早くビジネスを再開できるかもしれないという。

 

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