ニュースリリース

末日聖徒の預言者とその妻、そして使徒が世界巡回ミニスタリングツアーについて語る

教会の回復は継続して進んでいると語るネルソン大管長

  

 

2018年10月28日(日)、チリ・コンセプシオン神殿の奉献式を終えたラッセル・M・ネルソン大管長は「わたしたちは主が今回の奉献式が成功するように助けて下さったことに感謝しています」と述べた。

ネルソン大管長と妻のウェンディー、そして十二使徒定員会のゲーリー・E・スティーブンソン長老は、南米ツアーでの感想をニュースルームやその他の教会メディアに対して語った。

チリでの神殿奉献式は南米5カ国(他にペルー、ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ)を巡回する9日間ツアーの最終のイベントであった。

「みんなが、自分がすべきことをしっかりとやってくれました。訪問した国々の会員たちは愛に満ち、主に奉仕し、またお互いに奉仕し合うことを願っています」とネルソン大管長は語った。

「南米での教会の歴史は比較的浅く、90年前には何もありませんでした。…1924年生まれのわたしは現在94歳です。…今では、元教会幹部が南米にいますし、もう何年にもわたって、教会には若い教会員もいます。わたしたちは4世代続く教会員の家族にも会いました」とネルソン大管長は述べた。

さらに「現在、南米大陸には数百万人の教会員がいます。ただの数字として存在するのではなく、教会員は強く、力と信仰があります。彼らの信仰はとても強いものです。」

「モルモン書は、儀式が必要であることを何度もわたしたちに教えてくれています。そして勿論、神がご自分の子供たちに用意された可能性をわたしたちが実現できるように神殿が作られました。…墓を超えて家族を永続させられるものは、神殿の他にはありません。そして天父によると、神がご自分の子供たちに与えることのできる贈り物のうち最も偉大なものは永遠の家族なのです」とネルソン大管長は強調した。

「わたしたちは回復の過程を目にしています。教会はすでに完全に回復されたと思うかもしれませんが、回復は始まったところです。回復のために必要なものがさらに現れます。…来年、そして再来年と続きます。栄養と休息をしっかり取り、その時に備えてください。わくわくする未来が待っています。」とネルソン大管長は話した。

  

教会の大管長と共に南米を訪問するのはネルソン姉妹にとっては初めてのことであった。「訪問先の人々がいかに主を愛しているかを目にすることができました。ですから、彼らは預言者にも強く引き付けられていました。… 人生が変わった人が何人もいらっしゃったと思います」とネルソン姉妹は話した。

そして、「わたしは大抵の場合、涙を堪えることができますが、主の預言者について証を述べるときは、毎回深く心を動かされます。信じられないのですが、証をしていると不意に涙が溢れてきます」とネルソン姉妹は語った。

「この10カ月間、大管長が変わるのを目にしてきました。まるで解放されたかのようです。この地上に来た目的を果たす自由がやっと得られたようです。…そして、今まで考えていたにもかかわらずできなかったことが、やっとできるようになりました。今、教会の大管長となり、今までやりたかったことが実行できるようになったのです」とネルソン姉妹は話した。

スティーブンソン長老は日曜日の神殿奉献式を「天国のクライマックス」と表現し、「御霊があり、参加者と彼らの霊的な準備によって本当に良い奉献式となりました」と語った。

スティーブンソン長老の妻リサも今回のツアーに同行し、「末日聖徒の預言者を愛する教会員に会ってきました。彼らは多くの方法でその愛を示してきましたし、また預言者も教会員を愛し、その愛を非常に多くの方法で示してくださっています。奉献式に出席できたことは本当に祝福です」と述べた。

「…毎日強くいられるように主が(ネルソン大管長に)力を注いて下さっているのがわかります。ずっと大管長が考えてきたことを今、実行に移している姿を見ることができています。教義についても明瞭な理解がありますし、ますます若返り、今まで以上に幸せになっています。…それは彼がこの地上に来て果たすべきとされた責任を果たしているからです。…大管長は今日、地上にいる神の預言者になるように予任されていました」とネルソン姉妹は話した。

さらに、「大管長が自分の行ったことについて報告するのは主に対してだけです。それを知っていますので、彼に恐れはありません。また、大管長は他人の選択の自由を尊重する気持ちを持っていますので、人に“あなたは~をしなければなりません”とは言いません。先日、自分の話の中で“しなければならない”という言葉は使いたくない。その言葉は好きではないとおっしゃっていました。それがラッセル・マリオン・ネルソンという人です。人の心に無理強いをすることは絶対にしない人です」とネルソン姉妹は語った。

また、「大管長は人と違うことを行うことを恐れない人です。救い主の再降臨に対してわたしたちが教会と世界を真剣に備えなければなりませんが、大管長はこれを誠実に行おうとされています。大管長はわたしたちがお金や時間、そしてエネルギーを主の再降臨以外のものに向けて費やすことを望まれません。これについて大管長は驚くほど誠実です」と預言者の妻は話した。

教会幹部指導者らはツアーを終えソルトレークシティの教会本部に戻ったが、ネルソン姉妹はこれが預言者の最後の巡回ツアーにはならないと述べた。「夫は世界を駆け回る人です。…既存の枠にとらわれることなく、年寄りのように行動することもしません。…家にいるときは、“家にいられるのは素晴らしいこと。でも、わたしは信者の元に行く必要がある”と言います。」

ネルソン大管長は「世界中でミニスタリングを行わなければなりません。わたしたちはこの全世界のための預言者です。教会員だけでなく、神の子供たち全員にとっての預言者なのです。… 世界を巡回していますが、会える人よりも会えない人の方が多いのが現状です。でもわたしたちは巡回を続けます。大変な仕事だからと言って、わたしたちはあきらめません」と話した。

さらに「素晴らしい子供たちがいます。主を愛する素晴らしい人々がいて、彼らは主の僕を愛しています。彼らはラッセルやゲーリーを愛しているのではなく、神権の職を愛しているのです」と付け加えた。

「これは召しです。…主の御業です。わたしたちがこの御業に何らかの方法で携わることができるのは、特権です。わたしたちは主の御業を愛しています。主の御業に携わるとき、エネルギーを得ることができます。」

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.