ニュースリリース

教会,福音のテーマに関する最近のメディア報道用資料を提供

末日聖徒イエス・キリスト教会は,報道メディアからの問い合わせに答えて下記の情報を提供した。

過去数年にわたり,教会の公式ウェブサイトは「福音のテーマ」について解説するページを設けてきた。2013年11月からは,これまでの資料に追加して,一般の人々が特に関心を寄せているテーマについて,詳しい論文を掲載するようになった。ジョセフ・スミスの最初の示現,モルモン書の翻訳プロセスなど,多くのテーマが取りあげられている(下記リスト参照)。LDS.orgの「福音のテーマ」のページは,その後,教会員が個人で学習する際の使いやすさを向上するために,さらにデザインを変えた。

3週間前に教会は,多妻結婚に関する一連の資料を掲載させるプロジェクトを完了させた。最近多数のメディア記事に取り上げられているテーマだ。これらの論文が追加された背景を以下に記す。

今回発表される多妻結婚関連の論文の内容の多くは,すでに様々な形で公表されており,これまで多くの資料を読んできた会員や,歴史家,教会指導者たちにとっては何年も前から既知のものである。教会はそれらの情報をまとめて提示し,すべての会員が簡単にアクセスできるようにした。

ジョセフ・スミスが多妻結婚をしていたという事実は,新しい情報ではない。末日聖徒イエス・キリスト教会は,ジョセフ・スミスが多妻結婚をしていたことを1世紀半以上前に公言している。特に,幾つかの宗教団体とのディベートの際に,教会はその事実を主張してきた。ディベートの相手は,ジョセフ・スミスを起源とし,彼は多妻結婚をしていなかったと主張する宗教団体であった。とはいえ,多妻結婚は初期の教会指導者や会員の間で行われたものの, 教会は100年以上前に正式にそれを廃止している。

こうした多くのテーマについて多くの人が関心を抱いていることを教会は理解している。「ジョセフ・スミス文書研究プロジェクト」のような最近の研究では,初期の教会の教義や慣行について,かつてないほど多くの情報が収集された。「福音のテーマ」のページは,末日聖徒イエス・キリスト教会の歴史と教義について教会員が研究し教える際に利用するための資料として用意された。現代の世の中にはあらゆるテーマについて非常に多くの情報があふれている。特にインターネットの時代にあって,情報源には善良なものと悪質なものの両方が存在する。教会は,その歴史と教義について,歴史的事実に基づき,信頼性の高い,公式な情報を調査し提供することを重視している。

以下は,詳細な情報を提供する論文のリストである。論文の日本語訳は逐次公開されていく予定である。

1. 「モルモンはクリスチャンか?」(Are Mormons Christian?)2013年11月20日

2. 「最初の示現の話」(First Vision Accounts)2013年11月20日

3. 「人種と神権」(Race and the Priesthood)2013年12月6日

4. 「初期のユタにおける多妻結婚と家族」(Plural Marriage and Families in Early Utah)2013年12月16日

5. 「モルモン書の翻訳」(Book of Mormon Translation)2013年12月30日

6. 「モルモン書とDNA 研究」(Book of Mormon and DNA Studies)2014年1月31日

7. 「神のようになる」(Becoming Like God)2014年2月24日

8. 「19世紀の末日聖徒が体験した平和と暴力」(Peace and Violence among 19th-Century Latter-day Saints)2014年5月13日

9. 「アブラハム書の翻訳と歴史的真実」(Translation and Historicity of the Book of Abraham)2014年7月8日

 10. 「カートランドとノーブーにおける多妻結婚」(Plural Marriage in Kirtland and Nauvoo)2014年10月22日

11. 「多妻結婚の宣言と廃止」(The Manifesto and the End of Plural Marriage)2014年10月22日

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.