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教会,新設のアメリカ独立革命博物館に寄付する

アメリカ独立革命博物館(MoAR)の建設が歴史の中心地,ペンシルベニア州フィラデルフィアで始まっている。同博物館の建設費の一部は末日聖徒イエス・キリスト教会が寄付によって支援した。教会の1,500万ドルの寄付金は,2014年4月24日木曜日,ファミリーサーチ・インターナショナルの会長およびCEOであるデニス・C・ブリムホール氏から,同博物館理事長のH・F・(ゲリー)レンフェスト氏に進呈された。ファミリーサーチは教会に関連する団体である。

MoAR

アメリカ独立革命博物館の完成予想図。博物館の建設を支援するため,末日聖徒イエス・キリスト教会は1,500万ドルを寄付した。

進呈式はフィラデルフィア市役所において,マイケル・A・ナッタ―市長の代理人が開いた。元ペンシルベニア州知事のエドワード・G・レンデル氏を初め,博物館の館長およびCEOを務めるマイケル・クイン氏も同席した。

「アメリカの建国の物語は,信仰と家族と宗教の自由に関するものです」とブリムホール氏は語った。「アメリカ独立革命博物館は,建国に携わった世代が持っていたこれらの特質を一つにまとめ,啓発的,包括的,対話的な方法で展示することでしょう。」

今回の寄付により,教会は博物館設立の最新の支援者となり,同博物館を運営する非営利組織が寄付金集めにおいて一つの節目を迎えるのを助ける。目標1,500万ドルに対し,これまで1,000万ドル以上が集まっている。

「博物館に対し,寛大かつ献身的な協力を示してくださった多くの寄付者に感謝しています。特に,末日聖徒の皆さんの寄付に感謝申し上げます。今回の寄付のおかげで,一つの節目を迎えることができました」とクイン氏は述べている。

「教会はアメリカの価値観を体現している,といつも感じてきました。これらの価値観はわが国の基となっており,今も尊ばれているものです」とレンデル氏は言う。

「当教会では,フィラデルフィア市および周辺地域に2万5,000人の会員がいます。この支援は地元の地域社会の発展に教会が献身的で,関心を寄せていることを表しています」と北アメリカ北東地域の地域七十人のロバート・B・スミス長老は語った。

MoARでは,1760年から1783年までの時期,すなわちアメリカの13の植民地が大英帝国を脱退してアメリカ合衆国という独立国家を形成するまでの,アメリカ独立革命時代の建国史をすべて物語る。2016年の終わりに開館予定の同博物館には革命時代の品物や工芸品,美術品,文書が展示されるほか,ファミリーサーチが後援する「ディスカバリーセンター」も設置される。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.