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教会歴史家,名誉歴史賞を授与される

末日聖徒イエス・キリスト教会の歴史家補佐兼記録者である,リチャード・E・ターリー・ジュニア氏が,公的歴史におけるその貢献に対して国から表彰された。

2014年1月2日から5日までワシントンD.C.で開かれたアメリカ歴史協会(AHA)の第128回年次集会において,2013年度のハーバート・フェイス賞がターリー氏に授与された。

末日聖徒イエス・キリスト教会の教会歴史家補佐兼記録者であるリチャード・E・ターリー・ジュニア氏は,これまで,アーカイブ,博物館,25の史跡,膨大な記録の管理システムなどの教会の重要な歴史活動を導いてきた。2013年度フェイス賞選考委員長であり,ミドルテネシー州立大学の歴史保存センターのディレクターであるキャロル・バン・ウェスト氏は「ターナー氏の働きは,人々にとってかがり火のように際立っています」と語った。

ターリー氏は次のように述べた。「この賞によって,教会歴史と家族歴史の情報を世界中の多くの人々に知らせるために貢献してきた何千人という教会職員,宣教師,ボランティアの人々の働きが認められました。」

ハーバート・フェイス賞は,官公吏であり,近代アメリカ外交政策の歴史家であったハーバート・フェイスを記念して1984年に作られた賞であり,ロックフェラー財団の資金提供を受けて始められた。当初は学術研究外で活動する歴史家による書籍に対して授与されていたが,2006年には受賞者基準が変更され,公的歴史の分野における有意義な貢献が強調されるようになった。

アメリカ歴史協会は,1884年に創設された非営利会員組織であり,1889年には歴史研究を促進する目的で,国会において法人化された。アメリカ歴史協会は規律を指導し,学術的な自由を擁護し,専門家の標準を高め,学術研究の追及・出版を支援し,会員の働きを維持・促進するための様々なサービスを提供している。アメリカ歴史協会は合衆国内最大の歴史家の組織で,1万4千人の会員を擁し,所属する歴史家の研究対象にはあらゆる時代とすべての地域が含まれる。

ターリー氏は,アメリカ歴史協会の受賞者選考委員会によって選ばれた。委員会会員は以下の通りである。委員長のキャロル・バン・ウェスト氏(ミドルテネシー州立大学);ジェームズ・R・アカーマン氏(イリノイ州シカゴ,ニューベリー図書館);レドモンド・J・バーネット氏(ワシントン州歴史協会);ジェームズ・F・ブルックス氏(ニューメキシコ州サンタフェ,スクール・フォー・アドバンスト・リサーチ);パトリシア・A・シェクター(ポートランド州立大学)。

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