ニュースリリース

扶助協会指導者メキシコの地震被災者を訪問

末日聖徒イエス・キリスト教会中央扶助協会会長会第二顧問のレイナ・I・アブルト姉妹はメキシコ・オアハカ州を訪問し、最近発生した地震の被災者らに会った。アブルト姉妹のオアハカ州のツアーは2017年11月3日(金)、グロリア・サンチェズ・ロペズ市長の出迎えを受けたフチタンから始まった。

 

アブルト姉妹はニカラグアの震災で兄を失くし、自らも被災者となった幼少期の体験を分かち合った。「このような悲惨なことが起こると、わたしたちが内側に有する、人間としての本質と神聖が慈愛によって満たされ、互いに助け合い始めます。皆さんにも同じことが起こったに違いありません」とアブルト姉妹は述べた。

また続けて、「あの辛い経験から学んだ最も大切な教訓は、物質的なものは一時的にしか存在しないということです。・・・ わたしたちにとって一番大切なものは家族であり、わたしたちが築く人間関係、つまり友人との絆、そして特にわたしたちの天父である神と主イエス・キリストとわたしたちの間に築く関係です」と述べた。

アブルト姉妹はサン・フランシスコ・イクスウアタンも訪れ、そこでシーザー・オーガスト・マタス・ベラスケス市長に面会した。

政治指導者との面会でアブルト姉妹は家族の大切さを強調し、「家族:世界への宣言」の写しとイエス・キリストの絵をプレゼントした。ベラスケス市長は地震被災者への救援活動として行われた末日聖徒の奉仕に対して感謝を述べた。

アブルト姉妹はメキシコシティと近隣のモレロス地域も訪問した。「スマイル作戦(Operation Smile)」と呼ばれる団体は、LDS慈善事業団とパートナーとなり負傷者に医療を提供している。「スマイル作戦」はモレロスに3台の移動病院車両を送り、地震によってクエルナバカの総合病院「ホセ・G・パレス医師」に行って治療を受けることの出来なくなった人々の収容を可能にした。

9月、メキシコには2つの大地震が発生。9月7日、マグニチュード8.2の地震がメキシコ南部のオアハカ州とチアパス州を襲い、そこから2週間も経たず住民がまだ最初の地震の被害に苦しんでいる時にマグニチュード7.1のメキシコシティを震源とする2つ目の地震が発生。2回目の地震は、数千人の死者を出した1985年の大震災と同じ日に発生した。メキシコ中央では数十の建物が倒壊し、少なくとも死者369人を出し、負傷者は数千人に上る。

詳細はメキシコ版モルモンニュースルーム(スペイン語)参照。

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