ニュースリリース

宣教師の服装と身だしなみのルールに関して教会が変更を加える

末日聖徒イエス・キリスト教会は,先ごろ,ウェブサイトを更新し,専任宣教師の服装と身だしなみについて,新しい写真と指示を掲載した。更新されたウェブページによれば,姉妹宣教師に関しては,鮮やかな色の服が許可された。また,長老に関しては,明るい色のスーツとカーキ色の服が許可された。ベルトバックル,細いネクタイ,網タイツはすでに禁止されているが,同様にバックパック,ソフトモヒカン,パーカーも禁止されることとなった。
更新されたページでは,男女両方の宣教師を対象とする服装と身だしなみの指示について説明するフォトギャラリーが紹介されている。ほとんどの写真には,これまで運用されてきた宣教師の衣服に関する指針が反映されているが,末日聖徒の広報担当者であるルース・トッドによれば「長老は,より明るい色のスーツやズボンを着用できるようになった。」

そのほかに,赴任先である伝道部の規則にも,幾つかの変更が加えられた。
•    姉妹宣教師は,より明るく,鮮やかな色の服が許可された。
•    姉妹宣教師は,「より楽しげで女性らしい」ブラウスが許可された。
•    長老は,より鮮やかな色のネクタイのほか,ネクタイピンやネクタイバーも許可された。
•    長老は,ワイシャツの上に,スーツの上着の代わりにセーターを着ることが許可された。
•    本,パンフレットなどを入れるバックパックが廃止された。ウェブサイトの「よくある質問」によれば,「その他の物を持ち運ぶ必要があるときには,丈夫で,宣教師にふさわしい,きちんとした印象を与えるショルダーバッグを選ぶように奨励されています。」

同ウェブサイトでは,ソフトモヒカン,角刈り,マレット,スパイキーヘア,無造作なヘアスタイルなどは今まで通り禁止されているものの,長老の髪型に関する厳格なルールがなくなった。「平常の伝道活動中」長老はスーツの上着を着用しなくてよいという指示を受けている。伝道部会長は,通常,気候や地元の習慣に応じて,スーツの上着を着用せずに伝道することを独自に許可することができる。
姉妹宣教師の服装に関して重要な変更が行われたのは約3年前である。当時,スカート丈がふくらはぎの中央から膝までに引き上げられ,ストッキングをはかなくてもよいことになった。

ユタ州セーラム在住の元伝道部会長夫人キャスリン・ローソン姉妹によれば,教会のウェブサイトに掲載されている新しい服装は,「教会の若人が,最近の流行に沿った服装をしながらも,慎み深さを保つことができる」ことを示すものである。
それが最も大切なことであると,服装と身だしなみに関する更新プロジェクトが進められていた当時,プロボ宣教師訓練センターに勤務していたカリフォルニア州ヨーバリンダ在住のブルック・ポーター姉妹は述べている。
「最近,伝道から帰還したばかりなので,裾が床まで届くようなスカートや襟があか抜けないシャツに対して人がどのように反応するかよく分かります。確かに,宣教師としてふさわしく見えますが,現代的で親しみやすいかというと必ずしもそうではありません。更新された標準を取り入れることで,伝道活動がさらに楽しくなりました。姉妹たちは,慎み深くありつつも,こぎれいで快適に過ごすことができるようになりました。それが,新しい指針の目標とするところなのです。」
「このプロジェクトの担当者は全員,共通のビジョンを持っていました。それは,姉妹宣教師がより親しみやすく,より現代的な服装をしながらも,これまでと同様,慎み深くあってほしいということでした。」

教会の宣教師に対する服装と身だしなみの指示を紹介することに加えて,新しい服装と身だしなみのウェブページには,末日聖徒イエス・キリスト教会のトーマス・S・モンソン大管長が次のように語る短いビデオが収録されています。「主の僕たちは,天の御父と自分自身に敬意を示すために,ふさわしい服装をするようにと常に勧告してきました。」末日聖徒の若い女性に対して次のように教える十二使徒定員会のジェフリー・R・ホランド長老を紹介するビデオも収録されていまる。「イエス・キリストの福音で常に流行しているスタイルは,慎み深さです。福音の標準は妥協することはできません。」

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