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伝道を考えている会員のための新しい伝道計画用ツール

伝道に出ることを考えている末日聖徒イエス・キリスト教会の教会員は、伝道計画を立てる時にサポートとなる新しいツールが利用できるようになる。

  

伝道を考えている会員のための新しい伝道計画用ツール

 

LDS.orgで入手可能となったこのツールは、若い男性と女性が伝道に出るタイミングを考慮し、最良の準備が整った状態で伝道に出られるように助けるためのものである。若い男性は18歳から24カ月間、若い女性は19歳から18か月間、宣教師として奉仕できる。

「伝道を考えている会員は、いつ伝道に出るのが最善かを祈り、思慮深く考えて決めなければなりません。18歳か19歳になってすぐに伝道に出る会員もいるでしょうし、準備にもう少し長い時間を要する会員もいるでしょう。これについての決断は、置かれた状況を祈りの気持ちを持って考慮した伝道に出る本人と両親に委ねるのが最良の方法です」とブレント・H・ニールソン長老は述べた。

伝統的には宣教師は一学年が終わる時期である夏期に伝道に出ることが多かった。しかしニールソン長老によると、このピークを避けた時期、特に11月~5月の間に伝道に出ることにいくつかの利点があるという。

「一学期間大学で学ぶあるいは働く経験を持ってから伝道に出ることで、後に伝道に役立つ人生経験を積むことができ、伝道に向けてより自分を備えることが可能となります。宣教師訓練センター(MTC)では訓練内容により注目して訓練期間を過ごすことができますし、伝道地に赴任したときには、ピーク時に伝道に出る宣教師よりも、より経験を積んだ宣教師の同僚となる機会にも恵まれることになります」とニールソン長老は語った。

伝道計画用ツールは簡単に操作できる。伝道を考えている会員はいつ伝道から帰還したいかの日付を入力すれば、いつ伝道申請書を提出すればよいかがわかるようになっており、それに従えば希望する時期に帰還できる可能性が高まる。また、いつ伝道申請書を出すつもりかの日付を入力すれば、いつMTCに入ることになるかを知ることもできる。

このツールを用いることで、宣教師が学校、就職、家族のイベントなどの理由で数週間早く伝道地から帰還できるようにリクエストを出すことも減らせるようになる。

「この計画用ツールは教会の宣教師の世界的なニーズに応じて継続的に実際に日付が更新されます。これを使えば必ず希望の日に赴任できるわけではありませんが、教会の若い女性と男性が宣教師として主のために奉仕するのに最も準備が整った状態になるのはいつかをより慎重に検討し、思慮深く決めるために有益なものとなります」とニールソン長老は述べた。

現在、65,000人以上の宣教師が世界407の伝道部で奉仕している。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.