ニュースリリース

レバノン・イスラム教スンニ派裁判所最高判事のムハメッド・アブ・ザイード氏、 ゲレット・W・ゴング長老とともに日本で聖餐会に出席

教会員は国際信仰指導者に「来て見て」と招した

   
 2019年6月7~9日に開催されたG20インターフェイス会議には世界各国からの講演者に加え、毎日1000名以上の一般参加者で開催地の千葉市内のホテルはごった返していた。この会議は今月末に開催されるG20において世界の指導者ら発表する提言を準備するために開かれた。6月8日には末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会会員のゲレット・ゴング長老が来日、平和を実現し,地球環境をいたわる持続可能な発展目標に宗教が取り組むべき7つの方というテーマで基調講演を行なった。同会議にはLDSチャリティーズ代表理事のシャロン・ユーバンク姉妹も出席した。宗教は持続可能な社会への処方箋における基本的な価値を提供できる、というゴング長老の講演は、多くの人々が宗教の価値を見出す糸口となった。

「もっとこの教会のことを聴いてみたい。」8日のゴング長老の講演を聞いていた聴衆の中に、こう思ったレバノン家庭裁判所高等判事ムハメッド・アブ・ザイード氏の姿があった。アブ・ザイード氏はゴング長老の話を聞き、講演後、思わず隣席の日本人に「面白かったです。この教会のことをもっと知りたいものですね。」と漏らした。

 

「そうですか、実は私はゴング長老と同じ教会に行っている者です。よろしかったら明日の日曜日に礼拝にご招待しますよ。」当日アブ・ザイード氏の横に座っていたのは、東京ステーク洗足池ワードの会員で、教会全国広報評議会アシスタントディレクターの七條公美姉妹であった。彼女はこの日、インターフェイス会議でできるだけたくさんの知り合いを作ろうとする最中「来て一緒に見ましょう(Come and See)」を実践した。教会のアジア北エリア広報部はすぐにアブ・ザイード氏の礼拝出席を調整し、埼玉在住でエリア広報宣教師のジョン・ドーフ長老、ヒロコ・ドーフ姉妹がアブ・ザイード氏を最寄りの集会所である千葉ワードにエスコートすることとなった。同氏は普段通りの礼拝の様子を見てみたいとの希望を伝えた。

翌日6月9日(日)、ザイード氏はホテルニューオータニ幕張の正面玄関でゴング長老・姉妹をはじめアジア北地域会長会会長の崔 崙煥長老と妻の崔 本京姉妹、ドーフ長老・姉妹に出迎えられ、車で千葉ワードに向かった。聖餐会開始前にドーフ夫妻はザイード氏にファミリーサーチのプログラムを紹介した。そこで見せられたデータベースの中にザイード氏は亡くなった自身の知り合いの情報を見つけ、感心していた。

          

千葉ワードの青少年は礼拝堂に入って来たゴング長老・姉妹の姿を見て驚き目を見張ったが、それ以上に歓喜を呼び起こしたのはザイード氏の出席であった。聖餐会終了後、ゴング長老はザイード氏と話す中で同氏が今秋米国を訪問する予定であることを知ったことから、彼を教会本部に招待した。ザイード氏は本部訪問を検討中である。今回、多くの教会員が「来て一緒に見ましょう(Come and See)」を実践し、他の宗教信者への働きかけをともに始めることができた。

   

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.