ニュースストーリー

モルモンヘルピングハンズ,アーカンソー州の竜巻被災地で清掃活動を行う

2014年5月13日更新

更新(2014年5月13日):

ジェイソン・ローランドはアーカンソー州中心部で樹木管理会社の経営者であり, 2014年4月27日に竜巻による甚大な被害を受けたプラスキー郡西部で,先週末,がれきの撤去を手伝ったモルモンのボランティアの一人である。実際,ローランドは2週間続けて土曜日と水曜日の晩も近所の人々を助けるのに費やしてきた。

竜巻に最初に襲われたファーンデールとピナクル・マウンテン地域では, 5月10日に多くのボランティアたちがチェーンソーやトラクター,および樹木管理を行う機械を持って集まった。郊外の地域では,なぎ倒された樹木によって多くの被害を受けた。ローランドは,ハリケーン・カタリーナなどの災害時に奉仕をする活躍したボランティアとして知られている。末日聖徒イエス・キリスト教会の地元の指導者たちによれば,撤去作業はしばらく継続して行われる予定である。

更新(2014年5月6日):

2014年5月3日の土曜日、何百人もの「モルモンヘルピングハンズ」ボランティアがアーカンソー州の中心部に集まり、最近起こった竜巻の被害にあった地域でがれきの撤去作業などを行った。4月27日,竜巻により,ビロニア市、メイフラワー市及び周辺地域の数百におよぶ住宅や商業施設が損壊した。地元の教会指導者たちは、アーカンソー州における竜巻の被災地のがれきを完全に撤去するには何週間もかかるだろうという見込みを示した。

アメリカ合衆国南東部に極めて甚大な被害をもたらした竜巻により,死者は15人,負傷者は150人以上にのぼった。その中には娘を守ろうとして木の直撃を受けて亡くなった31歳の末日聖徒の父親も含まれている。妻と二人の娘は無事であった。この竜巻の規模はEF4で、最大風速は少なくとも時速180マイル(約時速290キロ)であった。

約1,000人の末日聖徒イエス・キリスト教会の会員とその隣人たちが黄色のモルモンヘルピングハンズのシャツを着て,アメリカ赤十字と国内のボランティア活動を調整する全米規模の組織であるとチーム・ルビコンと共に,がれきを分別し,撤去するボランティアにあたった。「わたしたちはこれから直面するような部類の復興を経験することになるとは思いもよりませんでした」と,教会のノースリトルロック・ステーク(カトリックにおける教区のような区分)のスポークスマンであるジョージ・ウィングは説明した。そして,彼は,竜巻の勢いがあまりにも大きかったので,建物の壁はすべて壊れ,建物は「分別が必要な小さなかけらの状態」になってしまったと話した。ウィングは,使いものになる木片は一つも残っていないと話した。「2x4インチ(1インチは約2.5cm)の大きさのものすら見つけられませんでした。チェーンソーを使ってもこれほどにするのは難しいでしょう。」

ボランティアによって見つけられた私物の中には,少女のサッカーの写真やモルモン宣教師のバッジ,初等教会の子供の「神への信仰」メダルや食糧貯蔵の缶詰や容器でした。ある男性は妻の財布を見つけてとても喜び,これですべて何とかなるだろうと話した。

アーカンソー中心部に新しく組織されたサーチーステークのレニー・カーは,竜巻に見舞われたのは,世界中で教会員が地元の地域社会のために奉仕活動を行うという年間行事として,ヒーバースプリングのハイキングコースの周りを清掃する最初の「奉仕の日」の活動にステークの会員たちが参加した翌日であったと述べた。

サーチーステークの会員たちは女性や子どもたちも含めて,竜巻の被害にあった人々のために50枚のキルトを作り,オフィス・キットを用意したと,カーは述べた。「わたしたちのステーク扶助協会の最初の活動は,教会堂でキルトを作ったり,キットを用意したりするという救援活動へと変わりました」と付け加えた。彼女自身,2008年の竜巻の被害により家を失っている。この女性たちの活,最初,地元の非常用食料倉庫へ寄付する品物を集めたり,土曜日に予定されていた活動のために,レシピを集めたりする計画であったが,彼女たちは,すぐに救援活動に変更した。オフィス・キットにはペーパー,切手,封筒,ハサミ,その他が梱包されていて,家族が保険会社とやり取りを行うときや生活を立て直しを行う際に役立てることができる。

近日予定されていた父親と息子のキャンプなど,教会の通常の活動は中止となり,地元の教会は近隣の人々が災害から復興できるように助けることに焦点を当てている。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.