ニュースリリース

モルモンタバナクル合唱団が「開拓者の日コンサート」のゲストアーティストの変更を発表

クリストファー・ジャクソンの代わりにアレックス・ボイエが参加

更新:2017年7月6日

歌手アレックス・ボイエがクリストファー・ジャクソンの代わりにモルモンタバナクル合唱団の「開拓者の日コンサート」のゲストアーティストとして参加することになった。

        

ジャクソンは現在放送中のテレビ番組の収録予定の突然の変更により、2017年7月14~15日にテンプルスクエアで開催される恒例の「開拓者の日コンサート」に出演不可能となった。合唱団関係者は、ジャクソンは予期せぬ収録スケジュールの変更により大変失望していると伝え、彼は別の機会に合唱隊とオーケストラとの共演が実現することを期待しているという。

モルモンタバナクル合唱団の団長ロン・ジャレットは「とてもユニークなスタイルの音楽で世界的に名声を得、2017年の若手アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した歌手アレックスとの共演を楽しみにしています。彼には音楽の才能とエネルギッシュな舞台を作り上げるカリスマ的な魅力があります。観客を引きつけ、コンサートを盛り上げる彼の力は注目に値します」と語る。

自らもタバナクル合唱団のメンバーであったボイエは「歌うのが本当に楽しく、自分の地元で歌えることを心から喜んでいます。最も大きな祝福だと感じるのは、自分の友人である360人の合唱団のメンバー、そして100人のオーケストラメンバーとはすでに顔なじみであることで、彼らと一緒にコンサートに参加できるのは故郷に戻った気分です」と述べた。

ボイエはアフリカ系音楽を歌うことで知られる。YouTubeでの彼の動画の視聴回数は4億回以上を記録し、2014年にはYouTubeのアーティスト・オブ・ザ・イヤーを獲得した。今年12月にはマイアミで行われるNFLアメリカンフットボールの月曜の夜の試合のハーフタイムショーで歌うことが予定されている。

ボイエは「アメリカズ・ゴット・タレント」と呼ばれる公開オーディションテレビ番組への出場をきっかけに有名になった一人である。モルモンタバナクル合唱団による音楽が放送される「ミュージック・アンド・ザ・スポークン・ワード」という番組における合唱隊との共演は数知れず、ソロ歌手としてタバナクル合唱団とともに数枚のCDを収録したり、地方公演でも数回共演している。

「わたしにとっては、カーネギーホールで歌う機会を得たというのが一番の思い出です。そのコンサートではタバナクル合唱団とともに歌いスタンディングオベーションをいただけたことが大きな喜びでした」とボイエは回想した。

夏のコンサートは、1847年の夏にモルモン開拓者がソルトレーク・シティーに到着したのを記念して、地域で行われる開拓者の日を祝して行われるものである。

「わたしたちは開拓者が乗り越えた試練や苦難のおかげで、今日、祝福を得ることができています」とボイエは述べた。

コンサートの指揮者はタバナクル合唱団の指揮者マック・ウィルバーグと副指揮者ライアン・マーフィーが務める。

7月15日(土)の夜のコンサートの模様はMormonTabernacleChoir.org (motab.org/pioneerday)およびモルモンチャンネルのYouTubeチャンネル(スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語)において午後8時(山岳部標準時)からライブストリーミングによって配信。また、衛星放送を使った教会のBYUtv局にてもライブ放送される。ライブストリーミング配信終了後は、motab.org/pioneerdayにてオンディマンドにて配信。

コンサート会場入場には無料チケットが必要となり、すでに全チケットの配布は終了したが、2夜ともに空席待ち希望者のためにテンプルスクエアの北側ゲートで午後6:30から整列を開始する。整列順に当日のコンサートチケットが入手できることもある。

タバナクル合唱団とオーケストラの共演によるコンサートは長年続く伝統行事である。近年のゲストアーティストは、キングズ・シンガーズ(2016年)、ローラ・オズネス(2015年)、サンティノ・フォンタナ(2014年)、ネイサン・パチェコとリンジー・スターリング(2013年)、キャサリン・ジェンキンズ(2012年)、リンダ・イーダーとブライアン・ストークス・ミッチェル(2011年)であった。

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