ニュースリリース

モルモンタバナクル合唱団、2018年の西海岸ツアーを発表

アメリカとカナダでの演奏を計画

モルモンタバナクル合唱団とテンプルスクウェア管弦楽団は2018年のツアーで西海岸に向かう。合唱団は来夏、カリフォルニア州、ワシントン州、そしてカナダのバンクーバーを回り5つの都市で演奏する。このクラシック・コースト・ツアーは2018年6月18(月)に始まり、同年7月3日(火)に最終日を迎える。

 

「素晴らしい場所で素晴らしい音楽を演奏できれば、それは演奏者にとっても聴衆にとっても、素晴らしい経験となることでしょう」と合唱団の指揮者マック・ウィルバーグは語った。

合唱団の団長ロン・ジャレットは「わたしたちの合唱団とオーケストラのライブ演奏に身を包まれることほど素晴らしい経験はないでしょう。ツアーに出て聴衆と一体となり、また音楽がファンの皆様の心と気持ちに純粋な喜びをもたらすことを目にすることができるのは大きな喜びです」と述べた。

クラシック・コースト・ツアーでは、世界の合唱曲傑作および霊感に満ちた音楽、アメリカの賛美歌および霊感に満ちた音楽などが演奏される予定。

スケジュール

2018年のクラシック・コースト・ツアーは、6月19日(火)のカリフォルニア州コスタメサのレネー&ヘンリー・セゲルストロム・コンサート・ホールでの演奏でスタートする。合唱団は2004年にセゲルストロム・センター・フォア・ジ・アーツで演奏したが、2018年には前回の訪問以降に建設された前出のコンサートホールで初めての演奏となる。

6月25日(月)にはマウンテンビューのショアライン・アンフィシアターで演奏。カリフォルニア州では最後の演奏地となるローナートパークでは、6月27日(水)にソノマ州立大学キャンパスにあるグリーンミュージックセンターのウェイルホールにてコンサートを行う。

合唱団はカリフォルニア州での演奏地をさらに増やす予定で、近日中にその内容が発表される。

合唱団とオーケストラは国境を越えカナダに渡り、6月30日(土)にはブリティッシュコロンビア州バンクーバーのオルフェウム劇場にてコンサートを開催。前回のバンクーバー演奏は1962年と1986年。ツアーは7月2日(月)、ワシントン州シアトルにあるベナロヤホールのS・マーク・テーパー財団オーディオトリアムにおけるコンサートで終了となる。合唱団が初めてシアトルで演奏したのは100年以上前の1909年、アラスカ・ユーコン・パシフィック・エクスポ・ツアーである。それ以来、シアトルにおいて4回の演奏を果たし、最近のツアーは2005年に行われた。

ツアーの歴史

1893年にユタ州以外で最初のコンサートを開催して以来、モルモンタバナクル合唱団はアメリカ合衆国内と海外の広い範囲でツアーを行って来た。またヨーロッパ中とイスラエル、ロシア、日本、オーストラリアの各国の音楽都市を巡業。タバナクル合唱団は歴代7人のアメリカ大統領の就任式での演奏もこなしてきた。1999年の創設後、テンプルスクウェア管弦楽団からの一部楽団員によるアンサンブルとして2001年と2003年に合唱団のツアーに同行したが、2005年以降は管弦楽団員全員が合唱団とともにツアーを行っている。

全員がボランティアで構成されるこの合唱団と管弦楽団は、通常2年に1度ツアーを行う。団員は仕事から休暇を得て、家族を離れてツアーに出る。前回のツアーは2016年にヨーロッパ7ヵ国を回るもので、大好評を博した。

チケット情報

チケット購入に関する情報は、各開催地においてチケット入手が可能になった時点で公表される。チケットはほとんどの会場で2017年12月1日までに発売される予定である。会場によっては座席数が少なく、チケットが即完売することも予想される。詳細は合唱団のホームページ参照。

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