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モルモンがイスラム教徒とともにペルシャの新年を祝う

メリーランド州ポトマックの末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は地元のイスラム教徒に招待され、「新しい日」を意味し春の初日を祝う新年祭であるノウルーズをともに祝った。

ワシントンDC地域の教会指導者であるフランク・D・リチャーズビショップは、イスラム教教育センター(IEC)で開催されたこのイベントの話者であった。

 

ポトマックワード(末日聖徒の教区)のビショップであるリチャーズは1000人以上の地域のモルモンとイスラム教徒に対して、お互いが持つ共通した信念である慈愛について話した。リチャーズは両教会ともに、会員同士を兄弟・姉妹と呼び合い、毎日を信じる宗教を実践する日ととらえていると述べた。リチャーズは同僚のイスラム教徒が1日を通して何度も祈ることについても語った。

リチャーズは1978年2月15日に教会の大管長会によって宣言された言葉を引用した。その中には、「モハメッド・・・などの世界の偉大な宗教指導者は、世界を悟りに導き、人類一人ひとりにより高い理解力をもたらすために、神より道徳的な真理を受けた」というくだりがある。

ノウルーズには希望に満ちた春の訪れとともに生命の目覚めを祝うという意味がある。ノウルーズ祭は、生まれ変わり、清潔、新しいことを象徴する祝いである。今年のペルシャの正式な新年は、春分の日となる3月20日(日)の午前6時28分に始まった。ノウルーズは3000年以上前にイランで始まったが、今日ではインド、アフガニスタン、タジキスタンなど南アジアや中央アジアなどの数々の国で祝われている。

IECの広報担当者であるザーラ・サラームは末日聖徒に対し「皆さんがここにいるのは、わたしたちの友達だからです。とても嬉しく思います」と述べた。大いに歓迎を受けた末日聖徒であるジェフ・ブリッグスは「今晩はまるで要人であるかのように手厚いおもてなしを受けました」と語った。

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