ニュースリリース

ホランド長老,全国のスカウト指導者に語る,『 神への務めとは,まさに生き方です』

BSA集会で基調演説を行う

ボーイ スカウト指導者の全国大会で,末日聖徒イエス・キリスト教会,十二使徒定員会ジェフリー・R・ホランド長老は語った。「一部の人々 が宗教を理由に人類家族を分断するこの時代に,この小さな集まりは,神への決意こそがこの世界を力強く一つに結ぶ力であり,またそうあるべきことを大胆に宣言するものです。」アメリカボーイスカウト連盟(BSA)は,2016年5月26日(木),カリフォルニア州サンディエゴで年次大会を開催していたが,ホランド長老がその朝食会で基調講演を行った。


「わたしたちは今ここに集っています。何百という男性女性が,様々な背景と文化を背負って集っています。(わたしたちの)信仰の受け継ぎはさまざまですが,そのことについて語るのではなく,神への務めを果たすという共通の責任について話し合うために集っています。」とホランド長老は語った。「神を信じる信仰は,社会の中で弱まったり,薄くなったり,関係なくなったりしているわけではありません。そのことは今皆さんが証明しています。」

ホランド長老は,1,600人の参加者が,神と,少年,若い男性たちに仕えるという決意のもとに集ったことを指摘した。  

また,長老が南ユタで少年時代を過ごしたころに比べて,今青少年が直面する問題は「歴史上類を見ないもの」になっていると語った。昔の問題といえば,自転車に乗ってあてもなく遠いところまで行ってしまうぐらいでした。

「現代の科学技術は生活に快適さをもたらす一方で,若い男性が神への務めを果たすことから簡単に気そらせてしまうような道徳的, 霊的な危険をもたらします」とホランド長老は述べた。 

ホランド長老は,青少年を「驚くほどの可能性」と称したが,彼らには模範となる人々が必要であると述べた。「この世代が我々に求めているものが何かあるとすれば,それは透明性, 誠実さと高潔さです。」

「これらの若人が,全能の神に求めれば助けや強さ,力をいただけることが分かるように助けることも,わたしの(そして皆さんの)神への務めであると思っています」。と語った。

スカウト誓いの言葉にこううたってある,「わたしは名誉にかけて,神への務めを果たすために最善を尽くします。」ホランド長老が望んでいるのは,「決して安易になったり,周りと同調したりはしない」という言葉です。

教会は,世紀にわたり,多くの少年および青少年のスカウトユニットの後援を行い,スカウトとの関係を楽しんできた。

「神への務めを完全に行ったことを示すチェックマークのボックスなどありません。つまり,それはわたしたちが何かを行ったかではなく,どんな人間になったかなのです。もっと正確に言えば,どんな人間になろうとしているかなのです」とホランド長老は語った。

また,「わたしたちすべては,生涯にわたり多くの様々な役割を果たし,さまざまな肩書きを持ちます。わたしのことを言えば,新聞配達から,スポーツ用品店でスキー板を販売をしたり,大学の学長になったりと,あらゆることをしてきました。しかしそのすべてを通してわたしの生活の中で常に変わらなかった一つのことは,神を愛していたこと,神に対して行う務めがあると感じていたことです」と語った。

2015年5月,ホランド長老は,アメリカボーイスカウト連盟の全国理事会の一員に選出された。ホランド長老は,優れた組織に与えられるイーグル スカウトの受賞者である。また,青少年のとき,スカウト プログラムで最高位のイーグル スカウト賞を受けた。

アメリカ合衆国のスカウト組織では,7歳から21歳までの若人が250万人,ボランティアがおよそ96万人活動している。 

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