ニュースリリース

ベドナー長老がガーナの新しい宣教師訓練センターを奉献

西アフリカにおける教会の目覚ましい成長

ガーナに完成した末日聖徒イエス・キリスト教会の新しい宣教師訓練センター(MTC)が2017年10月24日に奉献された。この新しい施設は、教会が急成長を遂げているアフリカ大陸のガーナ・アクラ神殿のすぐ横に建設された。

 

MTCの奉献式で十二使徒定員会デビッド・A・ベドナー長老は、この世の生活から離れ専任宣教師として奉仕している200人の若い男女の話をした。

「彼らを見ることができたのは奇跡です。宣教師として奉仕している若い人々が、4週間前には知らなかった外国語で祈り、話し、歌っているのを皆さんはご覧になりました。これは天の力なしに成し遂げられなかった奇跡です。これと同じ奇跡が世界15か所のMTCでも起こっています」とベドナー長老は述べた。

新しく完成したガーナMTCは4つの建物から成り、その中には5階建ての居住棟がある。この棟には80部屋あり、最大320人もの人々を一度に収容することが可能である。MTCにはほかに28の教室、18の教授実習室、7つのコンピュータラボがあり、世界の任地に旅立つ前に宣教師が訓練を受ける場所となる。

さらにガーナMTCには、宣教師が日常生活で必要となるカフェテリア、ランドリー施設、運動場、大会議室などもある。建物の外装には広範囲にわたりガラスが用いられ、自然光を最大限に取り入れられるとともに、個人の学習の機会をより増やせるような配慮がなされている。

奉献式では、中央幹部七十人でアフリカ西地域会長のテレンス・M・ビンソン長老も話をした。

「4年前、ここは空地でした。木に囲まれた道があっただけです。今、ここは“霊的な学校”となり、美しい大建造物以上のものです。この施設の価値は、レンガ、パネル、または調度品にあるのではありません。本当の価値は、多くの犠牲を払ってこのMTCに来た宣教師たちの心の中にあります」とビンソン長老は語った。

ビンソン長老は、宣教師たちがMTCで学ぶことは、伝道地で役立つと同時に、彼らの人生を通して役に立つ事柄でもあると報告した。「宣教師は、御霊のささやきを聞く助けとなるスキルを修得することができますし、主が教えた真理を求める人々を教える時に、同僚を助けるスキルも修得できます。」

奉献の祈りの中でベドナー長老は、「このセンターで働く人々、学ぶ人々、住む人々、奉仕する人々」への祝福を願った。

「わたしたちはこの施設のすべての部分、特徴、機能を捧げ、あなたの僕が、愛する御子の福音を宣べ伝える準備をし、福音がすべての人の耳、すべての国民、すべての国に届き、すべての人の心を打つことができるようになるのを助けるという神聖な目的のために奉献します」とベドナー長老は祈った。

ガーナMTCに現在滞在中のグループは、世界の21ヵ国から来た201人の宣教師たち。彼らはアフリカ大陸、そして世界のその他の国々にある教会の23の伝道部で奉仕することになる。

新しいガーナ宣教師訓練センターが完成

現在、英語を話す148人の宣教師とフランス語を話す53人の宣教師がいる。78人の若者が外国語を学んでおり、このセンターに最大6週間滞在する。外国語を学ばない宣教師は、伝道地に赴任する前にガーナMTCに3週間のみ滞在する。

この新しいMTCの一般向けオープンハウスは8月に行われた。ガーナの最初のMTCは、2002年にテマに建てられたが、収容可能人数はわずか95人であった。

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新しいガーナ宣教師訓練センターが完成

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