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ネルソン大管長、アフリカに到着

ケニアのナイロビを訪問する預言者

ネルソン大管長、アフリカに到着

2018年4月16日(月)、ケニアの首都ナイロビに到着した末日聖徒イエス・キリスト教会のラッセル・M・ネルソン大管長は「世界にお伝えしたいわたしたちからのメッセージは、イエスはキリストであられること、そしてキリストのような生活を送ることがこの世と来世で喜びと幸せを得る方法であるということです」と述べた。

ネルソン大管長と妻のウェンディー、そして十二使徒定員会ジェフリー・R・ホランド長老と妻のパトリシアは、三大陸を巡回する今回の世界ツアーで、エルサレム訪問後に飛行機でアフリカに向かった。

約14,000人の末日聖徒がおり、神殿が建てられる計画もあるケニアは、4月12日(木)に英国ロンドンを皮切りに始まったヨーロッパ、アフリカ、アジア、ハワイを巡回するネルソン大管長の世界ツアーの3番目の訪問地であった。

 

今回のツアーは、ネルソン大管長が1月に教会の第17代大管長として指名されて以来、アメリカ国外への初めての公式ツアーとなる。

「皆さんはおそらく、ご自分のことを開拓者だとは思っていないでしょう。しかし、1800年代の預言者ジョセフ・スミスの殉教後、ブリガム・ヤングたちがそうであったように、皆さんは開拓者なのです」とネルソン大管長は語った。ネルソン大管長が出席した集会には末日聖徒と招待客らが集まり、その模様はケニア中のユニットに放送された。

「アフリカ大陸における現在の教会員数は、わたしの少年時代の教会全体の会員数とほぼ同じです」と大管長は付け加えた。

集会に出席したのは、市民団体と政財界のリーダー、学者、そしてメディアであった。

ケニアで最初のアフリカ人末日聖徒になった人たちは1979年にバプテスマを受けている。最初の宣教師2人は1980年に現地に到着したファーレル・マクギー長老と妻のブランチ・マクギー姉妹であった。1981年にはナイロビとキボコに支部が作られた。教会がケニアで正式に認められたのは1991年で、同年、ナイロビに宣教師本部が設立された。最初の末日聖徒のステークは2001年に組織され、その後、故トーマス・S・モンソン大管長(1927~2018年)はナイロビに神殿が建てられることを発表した。

「皆さんはこの地に神殿が建つようにとお祈りされてこられたと思います。神殿建設の発表がありましたが、まだ建設はこれからです。しかし、皆さんの信仰と献身に対し、主は微笑まれていることを確信しています」とホランド長老は述べた。

ホランド長老は神殿建設を踏まえ、家族歴史を集めるようにと出席者を励ましながら、「神殿が建つまでまだ時間がかかりますが、できる限り神殿に参入するように計画してください。状況と家計と交通手段が許す限り、生活の中でできる限り神殿参入できるように計画してください。神殿参入以上に祝福を受ける機会は他にないでしょう」と語った。

主イエス・キリストの預言者および使徒として、教会の大管長会と十二使徒定員会は救い主を証し、また教会員を強めるために世界を巡回する。

「きょうはわたしたちと共にここに預言者がいらっしゃることを非常に嬉しく思います。いつもは写真やビデオで見るだけですが、きょうは直にお会いすることができました」と1994年に教会員となったナイロビのソロモン・ルバイは語った。

「ケニアに住んでいますから、預言者のこんなに近くに来ることができるなんて、夢にも思いませんでした」と12年前に教会員となったマーシー・マカウは述べた。彼女は自宅にネルソン大管長の訪問を受け、子供たちも大管長と会う機会があったことを心から喜んだ。

ネルソン大管長は、ウェンディー姉妹とホランド夫妻と共にマカウ家の自宅を訪問し「ご自宅にお招きいただきありがとうございます。家に飾っていただくために、新しい大管長会の写真を持ってきました」と述べた。

世界巡回ツアー

「世界巡回ツアー」の日程は2018年4月10~23日。大管長とホランド長老は11日間でヨーロッパ、アフリカ、アジアの8都市を回る。次の訪問地となるザンビア・ハラレでネルソン大管長はディボーショナルに出席し、その模様はザンビアの全教会員に向けて放送される。今後のツアーの訪問先には、インド・ベンガルール、タイ・バンコック、中国・香港、米国ハワイ州が含まれる。

世界的な教会

ユタ州ソルトレークシティに本部を置く末日聖徒イエス・キリスト教会は世界に1600万人を超える会員を有する。教会はアフリカで発展を遂げており、現在約540,000人の教会員がいる。

ケニアで初めてのアフリカ人改宗者は1979年にバプテスマを受けた。ケニアには現在、13,000人以上の教会員がいる。

教会は世界に159の神殿を有し、他にも30の神殿がすでに建設発表がなされ、またはすでに建設工事が始まっている。

「ケニアに神殿が建つことで、平和が訪れることでしょう。わたしはそうなることを祈っています。」とマカウは話した。

アフリカには、現在儀式が執行されている神殿が3つ(ナイジェリア・アバ、ガーナ・アクラ、南アフリカ・ヨハネスブルグ)、建設中の神殿が2つ(コンゴ民主共和国・キンシャサ、南アフリカ・ダーバン)、さらに建設が発表された神殿がナイロビの他にもう2つ(コートジボワール・アビジャン、ジンバブエ・ハラレ)と、神殿の合計は8つとなる。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.