ニュースリリース

カトリックが行うタヒチでの飢餓救済活動を教会が支援

8月25日(金)、末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会のゲーリー・E・スティーブンソン長老は、フランス領ポリネシアのカトリック指導者らに対し、貧困に苦しむ個人や家族への救済として食料品を寄付した。

 

スティーブンソン長老は、末日聖徒イエス・キリスト教会の太平洋地域会長O・ビンセント・ハレック長老、地域七十人のベンジャミン・ジンジュウス長老と共に、パペーテのカトリックのジャン=ピエール・コッタンセー大司教を訪れた。

スティーブンソン長老らはコッタンセー大司教らに温かく迎えられ、タヒチのホームレスに食料を提供する必要があることについて話し合った。

スティーブンソン長老は、フランス領ポリネシアのカトリック教会が貧困者に対して行っている食料援助およびその他の人道支援という大切な活動を、教会が援助する用意があることを伝えた。

教会は、カトリック救援活動団体、カトリック慈善奉仕団体などと共同で、世界中の貧困者を支援する活動を行っている。

総額9,000米ドル(約100万円)に相当する食料品は、末日聖徒やフランス領ポリネシアおよび世界中から教会の人道的援助基金に寄付された資金によって購入された。

詳細は太平洋版プレスルームおよびキャスニュース・ニュージーランドを参照。

モルモンニュースルームは、「多様な宗教や世界中の宗教団体が世界で果たすユニークな貢献に敬意を払うことは、末日聖徒イエス・キリスト教会の教えの1つである。教会初期の頃から、ジョセフ・スミスは宗教の自由と寛容の原則を訴えていた。『わたしたちは、自分の良心の命じるとおりに全能の神を礼拝する特権があると主張し、またすべての人に同じ特権を認める。彼らがどのように、どこで、何を礼拝しようと、わたしたちはそれを妨げない。』(信仰箇条1:11)」と表明している。

また、同ニュースルームでは「世界の霊的および身体的ニーズを満たすには、異なる宗教の善意と協力が必要である。各宗教団体は、宗教信者全体から成るさらに大きなコミュニティにおいて貴重な働きをする。教会初期の使徒であるオーソン・F・ホイットニーは『神は、ご自身の偉大な奇しき御業を行うのに2つ以上の民族を使われる。末日聖徒だけですべてを行うことはできない。神の御業は1つの民族だけで行うには膨大で困難すぎる』と述べている。したがって、末日聖徒は世界中の宗教信者を敵対する者とはみなさず、世界を良くする業を共同で行うパートナーとみなす」とも述べている。

今週末、スティーブンソン長老は妻のレサと共にフランス領ポリネシアを訪れ、オーストラリア・アドレイドとバヌアツのポートヴィラの末日聖徒イエス・キリスト教会の会員や友人を訪問した。

南太平洋を訪問したスティーブンソン長老は、教会が開催する自立プログラムへの参加によって自分の生活や家族の状態を改善させた末日聖徒に会うことに時間を費やした。このプログラムは、霊的にも物質的にもより自立した生活が送れるように、またその結果、就職する、より良い仕事を見つける、自営業を始めるなどが可能となるように支援するものである。

人道支援活動(モルモン)

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.