ニュースリリース

オザラ医療センターに改修工事

2018年3月31日、末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援部門であるLDS慈善事業団が改修工事の終了したオザラ・プライマリー医療センターをエヌグ州カヌ・ウエスト地方自治体に引き渡し、人々は喜び祝賀ムードに包まれた。

オザラ・オコロバのイグウェ・トニー会長はLDS慈善事業団による支援を受ける前の医療センターの状態を「悲惨」と表現し、教会から提供された人道支援に対し感謝し切れないと述べた。「神は教会と教会員を祝福して下さることを知っています。このような行いこそがキリスト教を実践している例です。電気不足と基本的な医療施設がないことから、暗闇でうめき声を上げる人が何人もいます。看護師は夜間の分娩立ち合いには懐中電灯を使っていました」とトニー氏は述べた。

さらに「LDS慈善事業団のおかげで完全な改修工事が終わり、医療機器、発電機が医療センターに設置されましたので、もう以前のようなことを二度と経験せずにすみます」と続けた。

 

病院へは、ベッド、薬剤棚、検査台、分娩台、台車、担架、遠心分離機、血糖値測定器、血液バンク、酸素濃縮器などが寄付された。

LDS慈善事業団を代表してナイジェリアのエヌグ州のチマロケ・ウデイチ知事は、今回のプロジェクトは人々の人生に良い影響を及ぼすために行われた教会の試みの一部であることを伝えた。

ウデイチ知事は、村落における産婦の死亡の原因として出産時の出血が多いことから、医療センターに血液バンクと酸素濃縮器を寄付することが決められたと説明した。そして、産婦の新生児の死亡を防ぐために、地域住民には継続して献血を行うよう勧めた。

このプロジェクトのLDS慈善事業団のパートナーであるブライト・ビジョン・ヘルス基金(BVHF)は、新生児ケアを行うオザラ・プライマリー医療センターの医療職員が近代的な医療を行う技術が得られるように訓練を提供した。

オザラ・コミュニティでの医療センター改修工事の支援と医療用品の提供は、ナイジェリアのさまざまなコミュニティでLDS慈善事業団が行っている多くの人道支援プロジェクトの一つである。

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