ニュースリリース

『宣教師の手引き』改訂される

『宣教師の標準―イエス・キリストの弟子として』は2010年版に代わるものである。

      末日聖徒イエス・キリスト教会は,世界中で奉仕する宣教師のために,指針となる手引きを更新して発行した。

手引き『宣教師の標準―イエス・キリストの弟子として』は,2010年に更新された前回の手引きに代わるものである。宣教師はこの手引きに親しみ,様々な状況にあって適切な行動がとれるように,定期的に指針を確認する。

新しい手引きの最初のページには,教会の大管長会と十二使徒定員会からの手紙にある次の言葉が記されている。「効果的な宣教師となるために,あなたはイエス・キリストの忠実な弟子でなければなりません。天の御父はあなたを愛しておられ,世界のどこであろうと,あなたが仕えるように召された神の子たちを愛し祝福することができるように助けてくださいます。」

 この新しい手引きは,宣教師が自分自身を高め,喜びが増し加わる習慣や行動を育むことができるように,また伝道の期間だけではなく家に帰ってからもそれを持続できるようにという概念の基に構成されている。

手引きにはこのように記されている。「あなたの伝道は,任命された日に始まり解任された日に終わるわけではありません。伝道は,朝には仕事に出かけたり,学生服を着たり,一日が終われば仕事から解放されたり,学生服を脱いだりするようなものではありません。専任宣教師の経験は,自分自身が大きく変化する出来事であることに間違いはありませんが,生涯にわたる忠実な伝道経験の一部であるべきです。」

6月,この手引きの暫定版は,2019年にユタ州プロボで行われた伝道指導者セミナーで,新しく召された指導者たち(伝道部会長とその妻)に配布された。世界中のすべての宣教師は,オンラインで,あるいは冊子として完成した手引きを入手できるようになる。

十二使徒定員会会員であり,宣教師管理評議会議長であるディーター・F・ウークトドルフ長老はこう述べている。「わたしたちは宣教師の皆さんを愛しています。その身体的,霊的,情緒的健康や安全が守られることを望んでいます。宣教師が救い主イエス・キリストに仕えるとき,これらの標準が彼らを守り導く助けとなることでしょう。」

宣教師の安全性を高めるためのセクションが,新たにこの手引きに追加された。手引き全体を通して,宣教師は,安全に関する特定の項目について,教会が最近リリースした一連のビデオを見るように求められている。

手引きはまた,宣教師が任地の文化に気づき,敏感になれるように指針を提供し,任地のテクノロジーを使用する方針を説明し,ストレスを管理し,メンタルヘルスの問題に助けを求める方法を提案している。

この手引きはまた,2019年2月に発表された宣教師の通信に関する新しい指針を公式に記載している。その方針により,現在,宣教師は毎週準備の日に,手紙や電子メールだけでなく,オンライン,電話,ビデオチャットで家族と通信することができる。

手引きとともに,宣教師は,オンラインで補足の文書を閲覧することができる。健康,安全,テクノロジーの適切な使用,および宣教師のリーダーシップに関する詳細を入手することができる。

「神を愛し隣人を愛して,宣教師としての経験を楽しんでください。これは喜びの時であり,イエス・キリストを通して永遠に続く幸福と平安を経験する時です」と手引きに記載されている。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.