「信仰をもって前進する」，教会指導者がFace to Faceイベントにてヤングアダルトに向けて語る

2019年9月15日，ウリセス・ソアレス長老とクレーグ・C・クリステンセン長老が末日聖徒イエス・キリスト教会のヤングアダルトに向けた90分間のFace to Faceワールドワイドディボーショナルの生放送に参加した。

「わたしたちが今晩望むことは，皆さんが自分の質問に対する答えを直接，皆さんをとても愛しておられる天の御父から受けられるようお手伝いできることです」とソアレス長老は日曜日に語った。その望みとは，「皆さんがこの人生における困難に直面する際，皆さんを導き，助け支えてくださる御方に頼って前進することができるということを知る」ということです。

十二使徒定員会会員のソアレス長老とユタ州地域会長のクリステンセン長老が「質疑応答」形式のイベントの中で様々なテーマで話をした。テーマには，質問を尋ね答えを受けることにより福音の真理を理解し，その福音の真理に従って生活すること，また，一体感を得る方法を見つけることも含まれた。

この放送に向けて，18－30歳のヤングアダルトはChurchofJesusChrist.orgまたはその他のソーシャルメディアを通じて，ソアレス長老とクリステンセン長老に質問を提出するように勧められていた。

「それはわたしたちにとってすばらしいことだと思います。なぜなら，わたしたちは彼らの心や思いの中でどのようなことが起きているのかを実際に知ることができ，福音の原則に基づいて彼らに話をすることができるからです」とソアレス長老は述べた。「皆さんはすばらしい説教をし人々がそこから感じ取ってくれることを期待することもありますが，個人として必要としていることに焦点を当てるほうがより良いです。」

ソアレス長老とクリステンセン長老はあらかじめ提出されたそのほかのテーマ，例えば，結婚，教会の伝道からの早期の帰還，および人生の困難に遭遇することなどに関するヤングアダルトからの幅広い質問にも答えた。

「わたしたちは学び成長するためにこの地上にいることを覚えておく必要があると思います」とクリステンセン長老は，人生の重要な決断をする際に最善の道を選ぶ方法に焦点を当てた質問をしたアリゾナ州出身の若い女性に応えて述べた。「その一つは〔自分が〕が何をすべきかを祈りながら考え，信仰をもって前進することです。」

オンラインにて世界中から提出された質問に加えて，この生放送のイベントには世界中の20か国以上の末日聖徒のヤングアダルトの教会員が参加した。

「このように自分たちの質問を提出し，分かち合い，答えてもらう機会を持つことは，自分たちがひとりぼっちではないことを知り，皆が平安を見い出し，またすべての人に希望があることを見い出す助けになると思います」とメキシコ，ミチョアカン州出身の21歳の末日聖徒の改宗者，リリアナ・タピアは語った。

リリーはユタ州プロボにあるブリガム・ヤング大学放送センターから放送されるイベントを主催する手伝いをした。

この生放送プログラムはソアレス長老にとって，2018年3月に十二使徒定員会で奉仕する召しを受けて以来，ヤングアダルトと交流する最初のワールドワイド放送であった。

「とても楽しくすばらしい経験でした」とソアレス長老は述べた。「世界中の人々が視聴していることを考えながら，わたしたちは温かい御霊を感じました。」

クリステンセン長老はこの年代のグループの人々と交わる機会を持てたことに愛と感謝の気持ちを述べた。「わたしたちは，頑張り続けることができるよう神が愛してくださっていることを彼らにはっきりと知ってもらいたいです」とクリステンセン長老は述べた。「完全になる必要はありませんが，頑張り続け，本当に重要な事柄から焦点をそらさないようにする必要があります。」

さらに，ワールドワイドFace to Faceイベントとして初めて，教会の指導者がポルトガル語とスペイン語を母国語とするヤングアダルトからの質問に通訳を介さずに受け答えを行った。

「祈りの答えを受けないときもありますが，わたしはソアレス長老とクリステンセン長老のお二人の証と経験がヤングアダルトにとって助けとなることを信じています」と大学留学のために台湾から合衆国に最近引っ越してきた22歳のチャン・シェン・ハングは語った。

ブラジル，ポルトアレグレ出身のプリシラ・ダ・シルバはこのイベントに出席し，教会の指導者の洞察に感謝するともにそれを自分の生活に応用する方法を見つけることを心待ちにしていることを語った。「わたしは家に帰って今日聴いた事柄について考え，主がわたしに何を〔することを〕望んでおられるのか理解できるようにしたいです」とダ・シルバは語った。

以前に開催されたヤングアダルト向けのFace to Faceイベントおよびワールドワイド・ディボーショナルにおいて，十二使徒定員会のクエンティン・L・クック長老，十二使徒定員会のデール・G・レンランド長老と夫人のルース姉妹，およびその他の教会指導者が話をした。