ニュースリリース

BYU-パスウェイ・ワールドワイドの学長就任式

教会が運営する学校が世界中に教育の機会を提供

2017年11月16日(木)の夜、ソルトレークシティーでBYU-パスウェイ・ワールドワイドの初代学長の就任式が行われた。これは末日聖徒イエス・キリスト教会が所有・運営する最新の高等教育機関である。

 

十二使徒定員会ラッセル・M・ネルソン会長がBYU-パスウェイ・ワールドワイドの初代学長にクラーク・G・ギルバートを正式に任命。その就任式が行われたソルトレークシティ・テンプルスクエアのカンファレンスセンターシアターには数百人が集まった。

ネルソン会長は「わたしはあなたを正式にBYU-パスウェイ・ワールドワイドの学長として任命するとともに、この職に関わる権限、特権、責任、仕事をあなたに授け、この新しい組織に栄誉、功績、評価が与えられるように導くようにと命じます」と述べた。

この就任式は、77ヵ国にある数百のBYU-パスウェイ・ワールドワイドの開催地において生中継で放映され、今年BYU-パスウェイ・ワールドワイドで関連のコースを履修する数千人の学生に、この就任式に参加する機会が与えられた。

ネルソン会長は「BYU-パスウェイ・ワールドワイドの創設により、教会教育システム(CES)にも、また世界的にもユニークで革新的となる教育の機会がもたらされます。CESキャンパスに通える生徒は多くないため、パスウェイコネクトを利用することでCESでの教育経験を学生に提供することができる。」

パスウェイは2009年、ブリガム・ヤング大学アイダホ校のキム・B・クラーク学長の指示のもとに開始されたプログラムで、アイダホ州、アリゾナ州、ニューヨーク州のパイロット校に50人の生徒を集めて始まった。

「クラーク・ギルバートは初代学長となってBYU-パスウェイ・ワールドワイドを率いる人材としてまさに適任者です」と現在、中央幹部七十人であり教会の教育委員長であるキム・B・クラーク長老が述べた。

2017年にBYU-パスウェイ・ワールドワイドのプログラムに登録した学生は38,000人を超える。

教会指導者は2月に、教会の高等教育機関として5つ目となるBYU-パスウェイ・ワールドワイドの創設を発表した。ほかに教会が所有・運営する学校には、ブリガム・ヤング大学ユタ州プロボ校、ブリガム・ヤング大学アイダホ州レックスバーグ校、ブリガム・ヤング大学ハワイ州ライエ校、ソルトレークシティーのLDSビジネスカレッジがある。これら4校の学長も今回の就任式に出席した。

ギルバート学長は、BYU-パスウェイの中心は引き続きパスウェイコネクトプログラムであると述べた。このパスウェイコネクトプログラムは、教会の大学に出席することのできない学生に大学教育を受けるための予備校となる1年制のプログラムを提供する場となる。さらにパスウェイはCESと連携し、高等教育修了書や学位が授けられるオンラインプログラムも提供する。

ネルソン会長は、「年齢に関係なく、個人が継続して学習するように勧めます。皆さん自身と皆さんの家族にとって最も価値のある道を追求してください。そうするときに祝福を受けるでしょう。教育を高める努力をするときに、皆さんは学問的、職業的、そして霊的な成長が得られるでしょう」と述べた。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.