ニュースリリース

2018年ルーツテックがソルトレークシティに大勢の人を引きつける

オークス管長と妻が世界中からの出席者に家族の物語を分かち合う

世界最大の家族歴史カンファレンスが行われたソルトレークシティのソルトパレス・コンベンションセンターには大勢の出席者が集まった。ファミリーサーチ・インターナショナルが主催した2018年ルーツテックは、2月28日~3月3日に開催された。

2018年ルーツテックがソルトレークシティに大勢の人を引きつける

末日聖徒イエス・キリスト教会大管長会のダリン・H・オークス管長と妻クリスティンは土曜日の「家族発見デー」で基調講演を行った。

「わたしたちはすべて、神をわたしたちの父とする1つの大きな家族の一員です。すべての人をファミリーサーチにお招きしたいと思います」とオークス管長は述べた。

「ファミリーサーチは天へと続く神聖な門と考えることもできます。真の教義とわたしたちの家族歴史が結びつくことで、わたしたちを自然に神殿へと導く力強い連携を築くことができます」とオークス姉妹が付け加えた。

毎年恒例のこのイベントは、米国そして海外の多数の国々から、初心者から専門の系図学者まで幅広い人々を呼び寄せた。今年のテーマは「つながり、グループの一員となる」であった。

ファミリーサーチ・インターナショナルの国際支援マネージャーであるトム・リードは、参加者にはファミリーサーチのファミリーツリーアプリを通して、いとことつながる機会が与えられたという。

「今回のイベント参加者が家族歴史に携わり、先祖を知り、人々とつながることで、来てよかったと思っていただけるように願っています」とリードは述べた。

 

基調講演の演者には、ファミリーサーチ・インターナショナルのCEOスティーブ・ロックウッド、アルフォンス・フレッチャー大学の教授でアフリカ人およびアフリカ系米国人の研究を行うハーバード大学ハッチンスセンターの所長ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニア、そしてオリンピック金メダリストとして注目される中、様々な人生物語を聞かせてくれたスコット・ハミルトンがいた。

ハミルトンは「きょう私がお伝えしたいのは、家族はただの血族ではないということです。家族とは、生活の中で、今あなたの世話をしてくれている人、つまり親の代わりにあなたの面倒を見てくれる人です。毎日あなたの必要を満たし、世話をしてくれる人、それが家族です」と述べた。

4日間のカンファレンス開催期間中、熱心な家族歴史家らは200以上のセッションに出席した。その他のルーツテックの活動には、水曜日のイノベーション展示があり、広い展示会場に200以上の展示物の陳列が行われた。

2018年のルーツテックは、土曜日の夜、テンプルスクエアにあるカンファレンスセンターで「国々の光(Light of the Nations)」を演じたミュージカル「わたしの家族、わたしの受け継ぎ(My Family, Mi Herencia)」上演を最後に終了した。1,000人以上のキャストがラテンアメリカ、アフリカ、ヨーロッパの文化を称えた。

アレハンドロ・メレシオのようなレコーディング・アーティストによる現代ミュージカルによって観衆は魅了された。彼は「披露された歌の中の一つに『リメンバー・ミー(Remember Me)』があり、今回のイベントが、先祖からの受け継ぎ、自分たちが誰であり、どこから来たかに焦点を当てるものでした。少なくともわたしには、この歌が伝えるメッセージには一致があり、わたしたちがどこの国の生まれであろうと、わたしたちはみんな一つの大きな家族であることを思い起こさせるものでした」と述べた。

ダルシー・ベンジャミンは「わたしの家族、わたしの受け継ぎ(My Family, Mi Herencia)」の上演に当たり、コーディネータ、振付師、ダンサーという複数の役割を果たし、異なる視点で演技を眺めた。

「踊り、美しい衣装、そして異なる時代を通して文化を見ることができれば、文化はもっと魅力的になります。子供がいて、祖父母がいて、家族みんなで踊っている姿が見られるのです。わたしはこれが今回のプログラムで最も伝えたかったことだと思っています。つまり家族をつなぎ、今の家族と過去の家族を理解するのです。」

衣装スペシャリストのデニッセ・ガルシアはもう何年も「国々の光(Light of the Nations)」を担当している。今回は末日聖徒イエス・キリスト教会の主催のよる上演であったが、ガルシアは自分の職業が何であれ、今回のようなプログラムに是非参加して欲しいとみんなに伝える。「地域住民に見せたいのはこれです。… ミュージカルに参加するのに教会員である必要はありません。自分のタレントをすべての人に分かち合いたいという気持ちがあれば、誰でも参加できるのです。」

パーフォーマンスはlds.org/latino2018で視聴できる(英語、スペイン語、ポルトガル語)。

一般セッションとその他のイベントのハイライトの視聴は、ルーツテックのウェブサイトで。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.