モルモンタバナクル合唱団の米国西海岸ツアー

カリフォルニア州北部での公演で希望のメッセージを伝える

ニュースストーリー

この夏、モルモンタバナクル合唱団とテンプルスクエアオーケストラは、西海岸の7都市を回るツアーを行っている。カリフォルニア州でのツアーは2018年6月27日(水)、ローナートパークにあるソノマ州立大学のグリーンミュージックセンターのウェイルホール・アンド・ローンで行われたコンサートが最終日となった。このコンサートはサンフランシスコのベイエリアで3回開催されたコンサートの最後の1つであった。

 

団員365人からなる合唱団とオーケストラは「アメリカの合唱団」として知られ、今回は昨年10月に発生した山火事により大きな被害を受けた地域の住民に希望を与えるメッセージを携えてきた。ローナートパークでの公演を山火事被災者に捧げる合唱団のコンサートには、約3,500人が屋内と屋外のコンサート会場に集まった。

昨年の山火事はサンタローザとソノマ郡にある多数の住宅を含む多くの建物に被害を与えた。ジャックとジャネット・ライズナーは、コフィ―公園の近隣に住んでいたが山火事により住宅が焼失した。

「被災した当時、人生で最悪の日々を過ごしていると感じていましたが、持っていないものではなく、持っているものに気づかされる経験となりましたので、人生で最良の日々だったと言えます。被災当時助けになったのは、信仰心を持った人々のいるコミュニティに住んでいるということでした」とジャネット・ライズナーは語った。被災地の復興に向け、住宅の建て直し、水道・電気・ガスの復旧工事が進んでいる。

音楽による癒し

ライズナー夫妻は音楽に癒しの力があると信じていることからコンサートに参加した。「音楽には良い影響も悪い影響も与える大きな力があります」とジャック・ライズナーは述べた。

中央幹部七十人のドナルド・L・ホールストロム長老と妻のダイアンは、カリフォルニア州での合唱団のツアーに同行した。

「わたしたちが何を信じ、どのような人生経験を持っているかにかかわらず、わたしたちの中には音楽が持つ威厳に反応する何かがあります。そのために、このようにコンサートに一緒に参加することで、自分と周りの人々が御霊を感じたのは、まるで魔法のようでした。音楽という共通点のおかげで、わたしたちは主の御霊を感じることができたのです」とホールストロム長老は語った。

「音楽には癒し、希望と強さを与えるという大きな力があると思います」とホールストロム姉妹は付け加えた。

「毎週日曜日に行う放送であれ、さまざまな場所で行うコンサートツアーであれ、わたしたちが一番大切だと思っていることは、聴衆に喜びと慰め、そして希望を与えることです」と合唱団の指揮者であるマック・ウィルバーグは述べた。

合唱団のバリトン歌手であるポール・シェイファーは、自分の家族がソフトウェア産業で働いていた時にソノマ郡に住んでおり、コンサートは懐かしい地へ戻る機会を与えてくれたという。

「小さなことかもしれませんが、わたしは誰かに喜びを与え、人を笑顔にし、心を元気にすることができれば、被災者を励ますことになると思っています」とシェイファーは語った。彼は自宅が浸水被害を受け修理の間2~3カ月自宅を離れたときに、地域の人々が助けてくれたことを未だに覚えているという。

コンサートでは、シェイファーがジャック・ライズナーに数枚の合唱団のCDを渡した。山火事被災で燃えてしまった音楽コレクションの代わりとしてもらうためである。ライズナーは合唱団の長年のファンであり、何枚か合唱団のCDを持っていたという。

「音楽は万国共通の言語であるとよく言われます。わたしたちが与えるメッセージが愛と平和と幸せを伝えるメッセージとなってくれることを願っています」とシェイファーは話した。

地元の末日聖徒のビショップであるアラン・ダリモンもコンサートに出席した。「音楽は天から直接わたしたちに与えられたと信じています。特にクラシック音楽とタバナクル合唱団が歌う歌は天国から来たと思えます」とダリモンビショップは話した。彼と妻は火事で焼けた自宅の再建築の最中である。

「近隣住民とは以前よりもずっと親しい仲になりました。近所の人が集まったとき、ある人は自分の家が焼けてなくなるまで、近所に人がいることを知らなかったと言っていました」とジャネット・ライズナーは述べた。

ライズナー夫妻は、家を再建築することで子供たちに残す遺産ができると話した。「前の家は買った時にあまり良い状態ではありませんでしたので、たくさん手をかけて修理しました。そして不本意ながらも、それが自分たちの家となりました。けれども今度作る家は、みんなの家になります」とジャック・ライズナーが述べた。

コンサート合唱

コンサート前半は神聖な音楽から選んだ歌が披露された。休憩時間の後、合唱団はアフリカ系アメリカのスピリチュアル音楽とアメリカンフォークソングを披露し、その中には「Come, Thou Fount of Every Blessing」が含まれていた。コンサートの最後は、タバナクル合唱団の十八番とも言える「恐れず来たれ、聖徒」と「リパブリック賛歌」で締めくくった。最後のアンコール曲は、ゲストとして迎えられたソノマ・メディア投資信託会社のCEOスティーブ・フォークが指揮を執った。この投資信託会社はカリフォルニア州北部が山火事被災からの復興のための資金調達に尽力した会社である。

「素晴らしいコンサートを開き、美しいコンサートホールや会場も準備することができました。これらを合わせて、すべての人にとって良い経験を生み出すことができました」とウィルバーグは話した。

2018年のクラッシック西海岸ツアーは6月19日~7月2日にかけて行われる。合唱団は6月30日(土)にカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーで、7月2日(月)にはワシントン州シアトルにてコンサートを開催した。その他にも、カリフォルニア州のコスタメサ、ロサンゼルス、バークレー、マウンテンビューでも公演を行った。

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