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ネルソン大管長、世界巡回ツアーでインドに

バンガロールの末日聖徒とともに新しい神殿について話し合う預言者

「神殿がもたらす影響はインドのこの地の人々に及ぶだけでなく、この国の国民すべて、そして近隣国の人々までもが祝福を受けることになるでしょう」と2018年4月19日(木)、インドのベンガロールを訪れた末日聖徒イエス・キリスト教会のラッセル・M・ネルソン大管長は述べた。

 

最近開催された総大会において、ネルソン大管長はインド初となる神殿が今回の訪問地であるバンガロールに建てられることになると発表した。インドにはヒンズー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒を含む13億人が暮らしている。

「ここインドに神殿が建てられることを発表すべきと感じたことはとても感動的でした。地球上のわたしたちにとっての究極の目的地は神殿です。神が信仰深い聖徒らに与えようとされているすべての祝福は神殿で得られます」と取材を受けた大管長は説明した。

インド南部にあるカルナータカ州の州都バンガロールは、今回の世界巡回ツアーで訪問する8都市のうち5番目の都市であった。末日聖徒の預言者はヨーロッパ、アフリカでの一連の集会への訪問を終え、アジアへと向かった。

ネルソン大管長は今回の世界ツアーには、妻のウェンディー、十二使徒定員会ジェフリー・R・ホランド長老とその妻パトリシアが同行している。

「ある意味わたしたちにとっては、神殿の儀式や聖約を受ける準備ができた人を作り上げるよりも、神殿を建てる方が簡単です。神殿に行くための準備をするには、時間がかかります。神殿を建てるのにも時間が必要です。…わたしは今93歳ですので、皆さんには急いで準備していただかなければなりません」と末日聖徒、宣教師、訪問者らが参加したバンガロールでの集会でネルソン大管長は述べた。

この集会に先駆け、神殿建設の候補地となるいくつかを代表団が視察した。

ホランド長老は「神殿はこの国の宝となるでしょう。神殿は大勢の人々に崇められ、称賛され、愛されることでしょう。そして神殿は非常に素晴らしい方法で国民を祝福することになります」と付け加えた。

1988年にこの地域で宣教師として奉仕したポール・ビジャヤクマルは「教会はインドで急速な成長を遂げています。それによって国民はたくさんの祝福を受けることでしょう。宣教師をしていた当時は、聖餐を祝福しパスできる人、そしてそれを受ける人も少ししかいませんでした。ですから今日、この集会所が教会員でいっぱいになっているのを目にして嬉しく思います。ネルソン大管長にここに来ていただくことは、わたしたちの夢でした」と語った。

「神殿ができると知り、とても嬉しく思います」とネルソン大管長に会えて喜ぶマーシー・リューアスは語った。

「インド・バンガロール伝道部にいながら、自分の目で預言者を見ることができて感動しています」とマーシーの兄弟であるジェリー・リューアスは話した。

「預言者と会い、握手して、歓迎の言葉を掛けることができました。大管長のためにわたしたちは特別な祈りを捧げました。預言者は今日も明日も明後日も世界を駆け巡られているのですから」と「人権のための統一クリスチャンフォーラム」のペリチョ・プラブフは語った。

プラブフは「皆さんと共にこの集会に出席し、皆さんの教会の役員や兄弟、姉妹、ビショップにお会いすることができ光栄です」と続けて述べた。

世界巡回ツアー

大管長とホランド長老は、救い主の証人として11日間でヨーロッパ、アフリカ、アジアの三大陸の8都市を訪問している。ツアーは4月12日の英国ロンドンへの訪問に始まり、イスラエル・エルサレム、そしてアフリカではケニア・ナイロビとジンバブエ・ハラレを訪問した。

今回のツアーは、ネルソン大管長が1月に教会の第17代大管長として指名されて以来、アメリカ国外への初めての公式ツアーとなる。

「世界巡回ツアー」の日程は2018年4月10~23日。大管長らは次にタイ・バンコクを訪れ教会員と会うことになっている。その後、中国・香港、米国ハワイ州ホノルルを訪問する。

世界的な教会

ユタ州ソルトレークシティに本部を置く末日聖徒イエス・キリスト教会は世界に1600万人を超える会員を有する。アジアには現在、約120万人の教会員がいる。

教会は世界に159の神殿を有し、他にも30の神殿建設の発表があった、または工事が始まっている。その中に今回新しく発表されたバンガロールの神殿がある。

インドには13,500人以上の教会員がおり、43のユニットがある。1850年代に非公式の伝道活動が始まった。インドで初めての集会所は2002年2月に奉献された。

1966年に初めてインドを訪れたネルソン大管長は、心臓専門医としてニューデリーで開催された学会に出席した。1992年には使徒としてインドを再訪問した。そんなネルソン大管長は、「インドの国民は神を愛する人々で、わたしはインド国民を愛しています」と語った。

「わたしは1992年にネルソン大管長にお会いしました。その時、ニール・A・マックスウェル長老ともお会いしました。当時はバンガロールに支部が一つあるだけでした。それが今はステークになっています」とジョシュア・タミズハマランは述べた。

預言者は「わたしたちは人々に神が彼らを愛しておられることを伝え、彼らが神の戒めを守るならば人生に喜びがもたらされると教えることで、人々を貧困から抜け出させるのではなく、人々の中から貧困をなくす努力をしています」と話した。

ホランド長老は教会の教育委員長として1977年に初めてインドを訪問している。長老は「福音の栄光を受けると、人々はさらに教育を受けたいと考え、より勤勉になるように動機づけされます。そしてより良い就職口を求め、子供がより良い人生を送れるようにと願います」と語った。

ネルソン大管長、世界巡回ツアーでインドに

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