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アロン神権

末日聖徒イエス・キリスト教会における神権の二つの階級または序列の低い方を指します。アロン神権は12歳以上の忠実な男性会員に授けられ、各人は按手により個別に聖任されます。そのようにして聖任された人は神権を「有する」と言われます。末日聖徒の大部分の男性と青少年は神権者です。

アロン神権には、執事、教師、祭司の3つの階級または職があります。大抵、執事は12歳から14歳、教師は14歳から16歳、祭司は16歳から18歳までの年齢です。18歳以降に教会に入った男性は各段階を経る必要はなく、通例、まず祭司になります。

アロン神権を持つ人は日曜日の礼拝行事で教会員のために聖餐を準備し執行し、会員の家庭を訪問する助け手となり、貧しい者のための献金を集め、その他の奉仕の務めを遂行します。アロン神権の名称は旧約聖書のモーセの兄アロンの名に由来します。

メルキゼデク神権」 「神権」「教会における権能」の項も参照。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.