ニュースリリース

地域社会におけるホームレスの必要に応える

末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長会は以下の声明を発表した。

ホームレスであることは悲惨な状態であり、ユタを含む多くの場所で個人や家族を苦しめています。その原因は多岐にわたり、解決にはしばしば困難を伴います。しかし、ホームレスが争い、貧困、精神的な病、中毒やその他どのようなことに端を発しているかにかかわらず、助けを必要としている人々に私たちがどのように応えるかということが、わたしたちを個人としてまた地域として定義づけるのです。

わたしたちはこの問題に取り組んでくださっている政府、地域、市民団体の指導者の方々に感謝しています。ホームレスに特有の苦しみを和らげるだけでなく、ホームレスの方々の自立を助ける施策を実行し、彼らを食いものにする犯罪的要素への対策も講じる方法を見出そうとする継続的な努力を私たちは称賛します。

末日聖徒イエス・キリスト教会は、キリストが取られるような方法で助ける責任を痛感し、長年にわたり、特にソルトレーク盆地においてホームレス問題に対処する取り組みに参画してきました。わたしたちの農場や施設は食物や衣服、物資を提供します。わたしたちは、困窮している人々に手を差し伸べ、ホームレス問題の根本的な原因に対処するために、政府や救援団体、地域グループ、他の宗教団体等と連携してきました。

教会はソルトレーク市においてホームレスを支援している8つのコミュニティ組織や宗教団体に過去10年間で合計42億円以上に相当する金銭や生活必需品を寄付してきました。多くの提携団体が教会のビショップの倉庫にある貯蔵食料を毎月利用しています。さらに教会はカウンセリングや職業訓練、就職のあっせんなどのサービスを提供し、ホームレスの必要を個別に満たすことも行っています。市や郡の職員の方々の現在の努力を支援するために、教会はソルトレーク市内の130 East 700 Southにあるデゼレトインダストリーの施設をソルトレーク市に売却し、計画されている3つか4つのホームレスリソースセンターの一つとして使用していただくことに同意しました。さらに、最も助けを必要としているのはどこで、教会がどのようにしてさらなる助けを提供できるのかを見極めるために、地域の提携団体との活発な協議を行っています。

教会の組織的な対応は、教会員の方々の惜しみない人道援助やその他の継続的な献金のおかげで成り立っています。さらに、わたしたちは多くの会員が個人や家族として地域のホームレス支援の取り組みを支えるために自分たちのできることを行ってくださっていることに感謝しています。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.