ニュースリリース

人々の重荷を軽くし希望を与える働きに対する末日聖徒慈善事業団の献身的な取り組みが2016年度年次報告書により明らかになる

 

教会が末日聖徒慈善事業団を設立し、大規模でグローバルな人道的活動に対する取り組みを正式に開始してから21年になる。それ以来、末日聖徒慈善事業団は国際赤十字やカトリック救援事業会などの主要な救援組織と協力し、189の国でその役目を果たしてきた。

末日聖徒慈善事業団が新たに公表した2016年度年次報告書からは、人々の苦しみを和らげ、重荷を軽くし、希望を与えるという救い主の模範に従う教会の使命が継続して果たされていることが分かる。

2016年度に末日聖徒慈善事業団は、

・49の国における119の災害応急対策を完了した。

・ベンソンフードイニシアチブを通じ、12か国で11万6千人分の食料を提供した。

・37か国で9万人に眼科の治療を提供した。

・37か国で3万3千人の妊産婦・新生児医療従事者を訓練した。

・19か国で38万人分の浄水を提供した。

・48か国で5万5千5百人分の車いすを提供した。

・107か国で1848のコミュニティプロジェクトに対する資金援助を行った。

・54か国で488の難民救済事業を支援した。

(2016年度末日聖徒慈善事業団年次報告書)

自然災害や社会不安の被害者を救済することは依然として重要な優先事項である。

年次報告書によると、末日聖徒慈善事業団は2016年にエクアドル、日本、イタリアにおける地震の被災者、およびカリブ海、アメリカ合衆国におけるハリケーンと津波の被災者を救済した。

またフィリピンにおいては壊滅的な台風の被害に対する救済事業を取りまとめ、中央・南部アフリカの干ばつ地帯では食料や水を提供した。

末日聖徒慈善事業団の活動資金は、世界中の会員による寄付や、教会の施設やプログラムのための資金調達を担っているLDS慈善協会が調達した寄付金で成り立っている。末日聖徒慈善事業団に寄付された資金は、世界中の人道支援プロジェクトやプログラムのほか、ニーズに応じて使われる。

末日聖徒慈善事業団は、最も助けを必要としている人々を援助する、ボランティア活動を推進する、自立を促す、という3つの理念を柱としている。報告書は、「そのような信仰に基づいた原則こそが、強制によらず、人種や宗教、国籍に関係なく助けを必要としている人々に力を与えるのです。」としている。

その他の情報については、LDSCharities.orgを参照。

jswensen@deseretnews.com @JNSwensen

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