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ローランド・ヴィリャソン、モルモンタバナクル合唱団と共演

毎年恒例クリスマスコンサートにて

モルモンタバナクル合唱団とテンプルスクエア管弦楽団、ベルズ・オン・テンプルスクエアが開催する毎年恒例のクリスマスコンサートのゲスト・アーティストとして、世界的テナーのローランド・ヴィリャソンの出演が決まった。コンサートは、2016年12月8,9の二日間、ユタ州ソルトレイクシティのカンファレンスセンターにて開催される。ヴィリャソン氏は、12月11日(日)に行われる「ミュージック・アンド・スポークンワード」においても合唱団と共演する。

 

「ローランド・ヴィリャソンは素晴らしい歌手です。」タバナクル合唱団の音楽ディレクターであるマック・ウィルバーグは語る。「我々の最新レコーディングである『メサイヤ』同様、ヴィリャソン氏の才能と、合唱団、管弦楽団のコラボレーションは、壮大な作品となるでしょう。」

今年の初め、タバナクル合唱団と管弦楽団は、ヘンデルの「メサイヤ」をレコーディング、発売した。ヴィリャソン氏とは、4名のソリストのひとりとして共演した。

「ヴィリャソン氏はとび抜けた音楽の才能の持ち主ですが、そればかりでなく、彼のステージ上でのパフォーマンスは、観客を魅了するでしょう」と、タバナクルクワイヤーの団長、ロン・ジャレットは語る。「我々合唱団はアーティストとして、ヴィリャソン氏の才能を最大限生かしたパフォーマンスを行います。つまりそれは、彼の才能を今年のコンサートのナレータとしても使うということです。」

長年開催されている恒例の無料クリスマスコンサートは、多くの地域住民が楽しみにし、また伝統としている行事であり、10年以上にわたって開催されてきた人気のコンサートである。今年も例外なく、コンサートは無料である。

「例年通り、聴衆の期待を裏切らない素晴らしいサプライズパフォーマンスがあります」とジャレット氏は語る。

ヴィリャソン氏は、たぐいまれな才能の持ち主として、世界中の有名オペラハウスや管弦楽団との共演で名が知られている。彼はまた、ステージディレクター、小説家、テレビ番組のパーソナリティとしても成功し、現役で活躍している。ドイツ・グラモフォンの専属アーティストとして、20枚以上のCDやDVDをレコーディング、数々の賞を受賞している。

コンサートのチケットは、例年とは異なり、申し込み順となる。申し込み開始は、10月15日(土)の午前10時(MDT、合衆国マウンテンデイライトタイム)、lds.org/eventsにて。オンラインで空席情報が確認でき、申し込みの最終段階で二日間のうちどちらがセレクトされたかを確認できる。一人4枚まで申し込み可能。電話、受付窓口でのチケット対応は受けつけない。

モルモンタバナクル合唱団はグラミー賞、エミー賞受賞歴を持つ。360人の男女で構成され、団員はすべて無報酬で公演する。また、合唱団は、200名の団員をもつテンプルスクエア管弦楽団と、32人の団員で構成されるハンドベル合唱団、ベルズ・オン・テンプルスクエアと共演する。この二つの団体も無報酬での公演である。世界的に有名なサウンドは、ミュージックディレクターである、マック・ウィルバーグとライアン・マーフィーの指揮により届けられる。

タバナクル合唱団と管弦楽団はこれまで、13のワールドフェアと博覧会で公演、アメリカ合衆国大統領就任式での6度パフォーマンス、世界規模で放映されたテレビ番組や特別イベントでの数々の公演履歴がある。また、ウィークリープログラムのミュージック・アンド・スポークンワードは、ラジオ番組とそしては最長を記録する番組であり、今年で88年目を迎える。ブロードウェイスター、ローラ・オズネス、英国俳優マーティン・ジャービスと、メトロポリタンオペラのソリスト4名との共演による昨年のクリスマスコンサートの模様を録音したCDとDVD、「ハレルヤ!」が、自前のレコード会社からリリースされたばかり。今年初めには、合唱団のランドマークレーベルとなる、ヘンデルの「メサイヤ」をリリースした。

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