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モルモンタバナクル合唱団クリスマスコンサートの共演者決定

サットン・フォスターとヒュー・ボネヴィルが共演するコンサートチケットの入手申込受付は間近

受賞経験のある女優、歌手、ダンサーであるサットン・フォスター、そして高い評価を受けているイギリス人俳優ヒュー・ボネヴィルが、今年のモルモンタバナクル合唱団クリスマスコンサートのゲスト演者とナレーターを務めることになった。テンプルスクエア管弦楽団とテンプルスクエア・ベルズも、この人気あるクリスマスコンサートで共演することになる。コンサートは2017年12月14、15、16日にソルトレークシティーのテンプルスクエアにあるカンファレンスセンターで開催される。

 

「毎年クリスマスコンサートには新しいテーマがあり、それはゲスト出演者の強みを強調するものです。サットン・フォスターとヒュー・ボネヴィルの共演、そしてカンファレンスセンターの視覚効果を利用することで、観客には世界でも一流の音楽、ダンス、トークをお楽しみいただけることになるでしょう」とモルモンタバナクル合唱団の団長ロン・ジャレットは語った。

フォスターはブロードウェイでトニー賞を受賞したことで有名な女優である。またボネヴィルは、世界的に大ヒットしたITV/PBSのテレビドラマ「ダウントン・アビー」のグランサム伯爵ロバート・クローリー役を演じたことで有名である。

「サットン・フォスターの澄んだ歌声と活気ある舞台上の存在は、合唱団と管弦楽団とうまくマッチし、観客はフォスターの出演に大喜びすることでしょう。またマルチタレントのヒュー・ボネヴィルがコンサートのナレーターを務めることで、コンサートが素晴らしいものになるでしょう。クリスマスならではの喜びと平安を、彼ならうまく演出してくれるはずです」と合唱団の指揮者マック・ウィルバーグは述べた。

ウィルバーグと副指揮者のライアン・マーフィーが、この恒例の音楽コンサートの指揮を務めることになる。

ブロードウェイで最も成功した女優の一人とされるサットン・フォスターは、トニー賞を受賞したミュージカル「エニシング・ゴーズ」をはじめ「モダン・ミリー」、「ドロウジー・シャペロン」、「ヤングフランケンシュタイン」、「シュレック」など11のブロードウェイミュージカルに出演。テレビではランドTVで放送された連続コメディードラマ「Younger」のライザ役で出演。それ以前にも「Budheads」に出演している。

ソロ歌手でもあるサットンはアメリカ国内でコンサートツアーを行い、ソロデビューCD「Wish」、次いで発表したCD「An Evening with Sutton Foster: Live at the Cafe Carlyle」に収録した歌を歌っている。カーネギーホール、ファインスタイン、リンカーンセンターでアメリカのソングブックのシリーズをはじめ、多くのコンサート会場で観客を魅了している。

ヒュー・ボネヴィルは、「ダウントン・アビー」の役でゴールデン・ブローブ賞を受賞、またエミー賞受賞候補者としても2回選ばれている。出演した映画には、「ノッティングヒルの恋人」、「アイリス」、「ミケランジェロプロジェクト」、「パディントン」がある。映画の最新作「Viceroy’s House」では、マウントバッテン伯爵役を演じている。昨年、チェスター・シアターでイプセンの「民衆の敵」を演じ、舞台俳優として復帰している。

無料チケットは10月21日(土)午前10時(米国山岳部夏時間)から、lds.org/eventにて入手が可能になる。観客はオンラインでチケット4枚のリクエストができる。電話および対面による申し込みは不可。チケットは申込順で配布される。チケットが入手可能なコンサート日はオンラインで確認でき、チケット申込者は選択画面の一番下で、どの日のチケットが入手できたかが確認できる。チケット情報はmormontabernaclechoir.orgで閲覧可能。

グラミー賞受賞、そしてエミー賞を複数回受賞したモルモンタバナクル合唱団は男女360人の混声合唱団。伴奏は150人からなるテンプルスクエア管弦楽団および32人のハンドベル合唱団であるテンプルスクエア・ベルズが行う。合唱団、管弦楽団、ハンドベル合唱団の団員はすべてボランティア。

モルモンタバナクル合唱団は独自のレコード会社を持ち、世界的に有名なオペラのテナー歌手ローランド・ビリャソンを共演者兼ナレーターとして迎えて開催した昨年のクリスマスコンサート「O Come, Little Children」のCDとDVDを発売したばかり。そのガイドブックとなる「The Little Match Girl」も発売が予定されている。

恒例のクリスマスコンサートは10年以上前から行われており、クリスマスの季節に数千人の観客をテンプルスクエアに集めてきた。今まで招待されたコンサートのゲストには、ナタリー・コールから「セサミストリート」のマペットまで、またブロードウェイのスターであるオードラ・マクドナルドからナレーターのトム・ブロコウまでと幅広い面々がいる。無料で行われるコンサートには毎年数万人が来場し、PBSテレビの特別番組として放映されたコンサートは数百万人が視聴する。今年はBYUテレビでも放送される。

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