ニュースリリース

LDS慈善事業団がインド・ビハール州の浸水被災者を救済

ネパールと国境を接するインド北部のビハール州の年間降雨量は約1.5メートルである。2017年8月、ビハール州のある地域では15日間に年間降雨量の50%に当たる雨が降った。ビハール州では通常8月はモンスーンの季節であるが、今回の豪雨により水かさが増すと共に、隣国ネパールからもさらに大量の雨水が流れ込み、ガンジス川へと流れ込んだ。

85万人が家をなくし、浸水によって500人以上が死亡した。このような浸水はビハール州では珍しくはないものの、2017年の夏は近年にない豪雨に見舞われた。

 

末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援部門であるLDS慈善事業団は、インドのアドベンティスト教会の地域開発及び救済機関(Adventist Development and Relief Agency in India, ADRA)と共同で、雨と浸水による被害の大きかった地域にどんな支援が必要かを評価すると共に、緊急支援物資を提供した。

仮設住宅に必要な防水シート、地面に敷くシート、薬剤が塗布されている蚊帳、防水用キット、衛生キットなど、サバイバルに必要な品々数千点が寄付され、LDS慈善事業団とADRAによって配布された。貴重な物資は必要度の高い人々に届けられ、喜びと感謝を持って受け取られた。

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