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米国大統領が教会の福祉施設を訪問

「わたしたちは皆さんのことを誇りに思っています。このような働きをする人々はほかにいません」というのは、約1年前に米国大統領となったドナルド・J・トランプが初めてソルトレークシティーを訪れた時の言葉である。トランプ大統領は2017年12月4日(月)、「福祉スクエア」と呼ばれる施設で末日聖徒イエス・キリスト教会の指導者らと会った。

米国大統領が教会の福祉施設を訪問

トランプ大統領を迎えたのは、教会大管長会ヘンリー・B・アイリング管長、十二使徒定員会ラッセル・M・ネルソン会長、管理部ショップリックジェラルド・コセービショップ、そして中央扶助協会会長ジーン・B・ビンガム姉妹であった。

教会指導者らは午前中にトランプ大統領をビショップの倉デゼレトベーカリーに案内し、教会の福祉施設と自立支援プログラムについて説明した。この施設とプログラムは宗教を問わず、世界中の貧困者を助けるために運営されている。

アイリング管長は「この施設には援助を必要とする人々のための食料品やその他の物資があります。これは教会が世界中で行っていることの一例です。わたしたちの助けなしには貧困や飢餓などで人生に悲劇がもたらされる人々を助けることは、神に対するわたしたちの義務だと考えています」と説明した。

大統領はベーカリーで立ち止まり、写真撮影や握手のためにボランティアらに出て来るよう声をかけた。

 

教会についてトランプ大統領は「とても嬉しく思います。教会の皆さんが世界中のすべての人々に敬意を払い、支援の手を差し伸べている姿は想像以上のものです」と述べた。

「福祉スクエア」にある資源は教会員から寄付されたもので、施設に持ち込まれたものの加工作業はボランティアに任されている。教会は農場、牧場、果樹園、土地を所有し、そこから原材料が供給される。ボランティアは収穫作業も手伝う。

最近、ハリケーン被災者援助のために、「福祉スクエア」やその他の教会施設で作られた農産物および食料品以外の物資200万ポンド(約910トン)が50台のセミトレーラーに積まれヒューストンに向かった。テキサス州や近隣州の教会員がボランティアとして駆けつけ、100万時間以上を捧げてがれき撤去作業や復興作業に取り組んだ。

大統領のソルトレークシティー視察にはユタ州のオーリン・ハッチ上院議員とホワイトハウスの職員が同行した。

アイリング管長とネルソン会長は、トランプ政権が宗教の自由を守る努力をしていることについて大統領に感謝を伝えた。アイリング管長は大統領がユタ州議会議事堂に向かう前にキリスト像を贈った。

長年の伝統として、多くの米国歴代大統領がユタ州の教会指導者らを訪問している。それは1875年、ユリシーズ・S・グラント大統領が教会のブリガム・ヤング大管長とその他の教会指導者らを訪問したことから始まった。過去70年間にわたり歴代大統領らがユタ州を訪れており、その顔触れにはハリー・S・トルーマン、ジョン・F・ケネディ、リンドン・B・ジョンソン、リチャード・M・ニクソン、ジェラルド・フォード、ジミー・カーター、ロナルド・レーガン、ジョージ・H・W・ブッシュ、ジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマ大統領が含まれている。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.