ニュースリリース

リングウッド長老,宗教間で共同して社会に貢献することを提言

2013年6月11日、アジア北地域会長会と教会広報部は、様々な宗教関係者・学術研究関係者を招いて30人ほどの夕食会を催した。ゲストの方々と教会はこれまで、多くの機会を通じて良い関係を築いてきた。インター・フェイス・リレーションズ・ディナー(信条を越えて交流する夕食会)と呼ばれるこの集いには二つの目的が掲げられている。一つは、各宗派間の思想や信条を越えて、互いの協調と理解を深め合うこと。もう一つは、それぞれの宗教団体や大学とその関係者が、日本に住む人々のため倫理的に貢献してきたことへの、教会からの感謝の気持ちを伝えることだ。地域会長会の意向により、教義について教会とは立場を異にする宗派や辛辣な意見を持つ研究者も含めて、この集いに出席しただれに対しても心からの歓迎の意が表された。

参加した関係者は、互いに親しみを込めて、それぞれが所属する宗派や教育機関について紹介しながら歓談した。開会行事として、仏教徒のイギリス人女性とアメリカ人女性が、日々ささげるお経について説明し、短くお経を唱えることによって会が始められた。また、アジア北地域会長会と広報ディレクターがそれぞれのテーブルで、参加者からの教会に対する質問に答えながら、教会の組織や活動について説明した。参加者の多くは、教会が行っている人道支援活動やモルモン・ヘルピングハンズの奉仕活動について興味を持って尋ねていた。また、宣教師の生活や伝道活動についても質問が寄せられる場面が目立った。

アジア北地域会長のマイケル・T・リングウッド長老は、閉会のあいさつの中で次のように語った。「わたしたちの信仰の対象や教義はお互いに違っているかもしれません。しかし、わたしたちがそれによって争うことなく、地域社会のためにともに働き、奉仕し、助け合い、親しくなり、尊敬し合い、さらに良い社会を築くために力を尽くすことに目を向けていきましょう。このように様々な価値観や考え方を持った人たちが集まり、ともに親しく楽しく語り合うことができたのはすばらしいことです。皆さんとの友情に心から感謝します。」(詳細記事はリアホナ7月号に掲載予定)

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